縄文人と同じDNAを持っているのはチベット人

縄文人と同じDNAを持っているのはチベット人

この記事の概要

縄文人と同じDNAを持っているのはチベット人でした。日本人の父方であるY染色体は、およそ半分が縄文人でした。地域によりますが、大体4割ぐらいが南中国です。残りの1割ちょっとが北中国です。弥生の人たちが入って来たのは征服ではなく移民でした。だから喧嘩しないでうまく血が混ざったのです。


縄文人と弥生人

人類の起源は、骨をいくら見比べても分かりません。1980年代にDNAの鑑定が始まってから、全部答えが出ました。日本には、北海道から沖縄まで縄文人がいました。5,000年ぐらい前、大陸から米と一緒に人が入って来ます。

この人々は、長い間、朝鮮半島から渡来して来たと言われていました。ところが、それは間違いでした。朝鮮ではなく南中国の長江の流域です。現在の上海や南京のあたりです。

しかしながら完全な間違いとは言えません。朝鮮半島から渡来した人々とは、その半島に昔から定住していた人々ではなく、古代イスラエルからシルクロードを経て、朝鮮半島にある期間定住し、日本に渡って来た人々もいたのです。それも何十万人と言った人々の大群です。そのため、DNAが朝鮮半島や中国の人々とは違うのです。

南中国の長江の流域の人々が、九州を経て米を持て渡って来ました。そのことも、DNAで分かりました。それは人骨のDNAと米のDNAです。人骨のDNAと米のDNAは、ピッタリ合っています。DNA鑑定をする会社があります。唾液をとって送ると1ヶ月ぐらいで結果が分かります。

ミトコンドリアDNAは母型から受け継ぐのです。自分にとって母親のまた母親、そのまた母親と何十代前の母親は、どこにいたのが出てきます。

ほとんどの人の場合は南中国にあたります。これは揺るがない事実となります。九州から瀬戸内、近畿地方に入って来て、弥生人が入って来ます。

大陸から入って来た弥生人の米を気に入った先住民の縄文人が、弥生文化を受け入れました。外来の弥生人は、渡来系の弥生人です。渡来系の弥生人は九州や山口あたりにたくさんいて、遺伝子は、ほぼ南中国と一緒です。

この弥生文化は、東北まで行って止まってしまいます。なぜならば北海道では米ができなかったからです。沖縄は珊瑚礁なので、珊瑚の砂が多いので米には不向きでした。

そのため北海道と沖縄には縄文系の人が残りました。DNAがわかる前に言われていた混血説は、おおよそ合っていました。沖縄の人々はほぼ純粋な縄文の人々です。


アイヌ

アイヌについてはDNAで正体が分かりました。アイヌは純粋な縄文人ではなく、樺太のもっと北のカムチャツカ半島の方から入って来ています。別な民族でした。この人々はオホーツク人といって、縄文人とは全然違う系統です。ウィルターとかオロチョンなど狩りをする民族です。

彼らが入って来て、縄文人と混ざったのがアイヌです。アイヌが北海道に渡って来たのは、なんと鎌倉時代でした。平安時代まではアイヌは日本にはいませんでした。その理由により、「アイヌ先住民族説」は嘘になります。


征服者のY染色体がばら撒かれた結果

日本周辺の各民族は全て混血しています。ミトコンドリアは母方を辿っていくことに対して、細胞核の中の核DNAがあります。その中に男か女かを決めるDNAがあります。XXが女子になり、XYが男子になります。つまり、Y染色体は、男しか持ちません。

Y染色体は、性染色体の一つ。正常な雄個体ではX染色体と同時に存在し、正常な雌個体には存在しない性染色体をY染色体という。 X染色体とY染色体が同時に関与する性決定様式を、雄がX染色体とY染色体との組を持つヘテロ型であるため、雄ヘテロ型、さらに限定してXY型と呼ぶ。

ウキペディア:最終更新 2022年1月18日 (火) 05:51

ミトコンドリアは母方を辿っていくとDNAは、東アジアで同じです。

Y染色体はお父さんからもらっています。お父さんはそのまたお父さんからもらっています。父方を辿っていくY染色体は、バラバラです。入り乱れているのです。

なぜならば男は旅をするので、狩りをするのに山に行きます。海に出て航海します。あるいは戦争に行きます。男たちが移動した先で何が起きるかというと、移動先の女性に子供を産ませるのです。

特に戦争でその傾向が多かったようです。敵の部族の男を殺して女を奪って妻にするというのが、何千年にも渡って当然のように行われていました。

征服者のY染色体遺伝子がばら撒かれるのです。恐るべき事例があります。北中国、中央アジアから中東にかけて、1,600万人が同じY染色体を持っているのです。

同じ人物のY染色体がばら撒かれたのです。これは誰でしょうか。チンギスハーンなのです。チンギスハーンとその一族が侵略し、殺戮を犯して女性を強奪した結果、その遺伝子がばら撒かれて、現在1,600万人がチンギスハーンの血を引いているのです。

もう一つの事例は、南米のペルーです。ペルーの全住民族のY染色体の95パーセントが、ヨーロッパ人です。この意味するところは、ペルーは、かつてのインカ帝国でした。そこにスペインのフランシスコ・ピサロが率いる軍隊がなだれ込んで来て、男性を虐殺し、女性を強奪した結果なのです。

Y染色体というのは、戦争や暴力の痕跡を止めているのです。


日本人のY染色体

日本人のY染色体を調べたら、日本が過去にどの民族に征服されたのかが分かります。アジアの中では特異な結果が出ました。日本人の父方であるY染色体は、およそ半分が縄文人でした。地域によりますが、大体4割ぐらいが南中国です。

残りの1割ちょっとが北中国です。弥生の人たちが入って来たのは征服ではなく移民でした。だから喧嘩しないでうまく血が混ざったのです。弥生系と縄文系がいつ混ざったのかも分かっています。その時代が古墳時代でした。弥生系の人が入って来たのは5,000年前でした。

古墳時代は5世紀前後です。今から1,500年前、3,500年間は、山の方に縄文人が定住し、平地に弥生人が移民して来てともに暮らしていたのです。

たまに縄文人が山から下りてきて、獲物などを持ってきては、弥生人が米と交換しましょうと申し出ます。そこでこんな会話が交わされた可能性があります。「君の妹かわいいね。ちょっと付き合わない」と言ってだんだん混ざっていくのです。

日本列島というのは非常に長閑でした。特定の誰かが攻めて来て殺戮したということは当時あまりなかったのです。日本の国土は、水と森が豊かで食料で争う必要がなかったのでしょう。

昔これも、騎馬民族征服王朝説、または騎馬民族日本征服論を著した東大の江上波夫先生が、北方騎馬民族が朝鮮半島から日本に攻め込んで来たので古墳時代には馬具がいっぱい出るという説は、完全な間違いでした。

これと比べて中国や朝鮮半島の方達のY染色体を調べると中国人が圧倒的なのです。つまり中華帝国によって何度も攻め込まれています。そして中国や朝鮮半島の人たちのY染色体の中には、縄文人の痕跡はほとんどありません。

縄文人と同じDNAを持っているのは、チベット人でした。あんなに遠いのに縄文人だったのです。アジア全体に縄文人と同じ遺伝子が広がっていました。

ところが黄河の流域で、文明が起こって、騎馬戦法で周りを攻め込み始めて分断したのでした。中国大陸のほとんどや朝鮮半島は彼らに攻め込まれてしまいました。それでも、中華帝国が攻め込めない所がありました。それが海の向こうの日本列島とチベット高原でした。

日本とチベットはそう意味で、アフリカを出てそのまま繋がっている古いDNAを保っているということで、世界遺産レベルなのです。日本人の存在自体が世界遺産レベルです。

これは新しい証拠が出ない限りひっくり返ることはありません。日本がたまたま島国だったということが非常に幸運だったのです。大陸の方から攻め込まれないので、民族交代が行われなかったので王朝交代もありませんでした。

他のユーラシア大陸は全て王朝交代をしています。その度に殺戮が行われていました。アフリカを出たホモサピエンスが東に渡って来て、日本列島に着いたのが、38,000年前です。その遺跡が出ています。

当時は石器時代でした。これがゆっくりゆっくり農業を始めて縄文人になったのです。ゆっくりゆっくり混血したので、我々が住んでいる日本人の半分が縄文系です。弥生人の半分は縄文と混ざっています。

人類は、日本人を起源とする日本から始まったという説が数多くあります。

しかしながら、サイエンスとしてアフリカから始まったことが、現在の科学では確定してしまっています。そのため、日本から人類が起こったとを科学的に証明しなければなりません。

アフリカで見つかったホモサピエンスの一番古いものよりも古い人骨が、日本列島で見つからなければ覆りません。しかしながら、人類の起源については、日進月歩で進歩していますので、10年後にはもっとすごい発見が起こるでしょう。

個人的見解ですが、日本人起源説に近づく証拠が出て来るかもしれません。その仮説として、日本人の6割が古代ユダヤ人であること、チベットも同様に近いDNAであること。古代ユダヤ人が日本に渡って来たのは、もともと祖国が日本であったことなどこれらが、竹内文書とどのような関わりがあるのかも興味深い点です。


参考文献:ユーチューブ、教科書には無いDNA解析で分かった古代日本人の起源〜後半〜|茂木誠

<https://www.youtube.com/watch?v=-liE1A6cr4I>アクセス日:2022年2月18日


まとめ

日本人の父方であるY染色体は、およそ半分が縄文人。地域により、大体4割ぐらいが南中国。


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