ミッドウェー海戦は負けるために仕組まれていた

ミッドウェー海戦は負けるために仕組まれていた

この記事の概要

ミッドウェー海戦は負けるために仕組まれていたのです。図上演習では、ミッドウェー攻略作戦の最中に米空母部隊が出現し、艦隊戦闘が行われ、日本の空母に大被害が出て、攻略作戦続行が難しい状況だと分かっていながらも戦ったのです。これは山本五十六司令長官が売ったのです。既に国際金融資本の手先になっていたからです。


ミッドウェー海戦の艦隊

日本海軍機動部隊とアメリカ海軍機動部隊およびミッドウェー島基地航空部隊との航空戦の結果、日本海軍は投入した空母4隻とその搭載機約290機の全てを喪失しました。ミッドウェー海戦において、日本の虎の子の空母が4隻沈みました。アメリカでは日本海軍の象徴とされていた空母赤城(250m)であり、加賀(239m)、飛龍(222m)、蒼龍(222m)です。カッコ内は水線長。これは無念な敗北でした。
機動部隊である空母4隻の後方300浬(555.6キロメートル)地点には、山本五十六司令長官を乗せた戦艦大和(256m)をはじめ、戦艦長門(201.7 m)、陸奥、伊勢、日向、扶桑、山城、金剛、比叡、愛宕型重巡洋艦4隻、最上型重巡洋艦4隻と他に軽巡洋艦、小型空母、駆逐艦部隊、潜水艦部隊などの主力部隊の連合艦隊が控えていました。これだけの主力部隊です。戦うのだったら最前線にいるべきだったはずです。
機動部隊を守っていたのは、戦艦霧島、榛名、重巡洋艦利根、筑摩、軽巡洋艦長良と駆逐艦部隊です。

山本五十六の戦略に疑問

この戦いから日本はずるずると、はずれた方向に進んで行きます。ハワイではうまいこと行きました。当時山本五十六と一緒にいた提督や海軍の首脳たちが、昭和56年5月に座談会を行っています。当時はまだ、多くの司令官たちが生きていました。彼らのほとんどは、山本五十六に対して不信感を抱いていたのです。
どうしてハワイを攻撃したのでしょうか。当時の軍司令部は、ハワイを攻撃することは、全く考えていませんでした。アメリカもまた、一時的にハワイに海軍基地を置いています。本来は、アメリカ海軍は、カリフォルニア州サンディエゴにあるのです。まるで「攻撃してください」みたいな感じです。周りには何も援護してくれる基地がないのですから。
どうしてミッドウェイを攻撃したのでしょうか。ここがよく理解できません。座談会において、多くの司令官経験者は、「彼は変だ変だ」と言っていたのです。
日露戦争で迎え撃ったバルチック艦隊の時から日本海軍は、攻勢防禦の思想を伝統としていました。戦略的には守勢でありますが、戦術的には攻勢なのです。これは戦いを考える人は誰でも考えることです。ところが山本五十六は手を拡げて行ったのです。

太平洋の海の島々を取る必要があったのか

手を拡げる以上は何のために取ったのでしょうか。つまり太平洋の南の島々です。何のために取ったのでしょうか。取ったからには、目的があるに違いありません。目的を達するためには、取った島々を守らなければならないのです。
どのようにして守るのでしょうか。陸軍の一個大隊(300から1,000人)か、一個師団(10,000から20,000人)を送り込むのでしょうか。ガタルカナルや他の島々に、一個師団を置いても何の役にも立ちません。なぜならば、武器を補充しなければいけません。何よりも食料を補給しなければなないからです。食糧補給に失敗し、ガダルカナルでは、戦死者が35,000人も出てしまったのです。
戦争で死んだのは1万人です。25,000人はどうして死んだのでしょうか。マラリアです。栄養失調です。どうして、栄養失調になったのでしょうか。日本からあまりにも遠いので食料を持って行けませんでした。
物資の配給や整備、兵員の展開や衛生、施設の構築や維持などを兵站(へいたん)と言います。戦闘地帯から後方の、軍の諸活動や機関、諸施設を総称したものです。作戦を行う部隊の移動と支援を計画します。
兵站ができていないにもかかわらず、司令部は戦うことをどんどん行ったのです。武器、補給医療、食料、弾薬の補充をしませんでした。ただ取るだけです。だからガダルカナルで2万5000人の人が餓死か病気で亡くなったのです。明らかに作戦ミスです。お国のために命をかけて戦った兵士に対して、初めから命のことを考えていなかったのです。
その座談会でも、「何でこんなバカなことをやったのか」と言っています。戦争を経験した司令官の人たちも「わからない」と思っていました。
「山本五十六が手を拡げる以上は、何のために取ったか、目的があるに違いないから目的を達成するためには、島々を守らなければいかん。どうしてか守るか、陸軍の一個師団を置いたって守れるはずはないんだ。片っ端から敵は食いつぶしてくる。どうもそのへんがどういう目的であんなに手を拡げたのか分からない」と語ったのでした。

日本海軍の伝統的戦法は攻勢防禦

座談会では、またこのような発言がありました。「当時の首脳は、軍令部作戦課には海軍の私は3年余りいたが、それまでの名手が作っていた対米作戦計画は攻勢防禦の思想で練りに練ったものだった。後の人がどういうふうに計画を立てたか知らんが、おそらくそんな大きな変化はなかったと思うのに山本さんは違うことやった」
さらに、「ハワイ攻撃については、奇襲的効果は認めるが反面、アメリカ国民を一致させたということにおいて、むしろマイナスであったと私は感じる」とのことです。
まさにそうなのです。山本五十六は何をやったのでしょうか。売ったのです。日本を売り渡したのです。彼は、日本のアメリカ大使館の時から武官でした。

国際金融資本の手先

山本五十六は、戦後、映画などで英雄でした。戦争を反対した英雄として扱われています。実際は違います。永野修身は、山本五十六を海軍司令長官に拘りました。永野(ハーバード大学)も山本(ハーバード大学)も留学の経験があり国際金融資本とのつながりがあります。近衛文麿内閣は、共産主義者の風見章を側近に国際金融資本の手先となった永野を近いところに置いていました。
国際金融資本とつながりがある人々は、白洲次郎(ケンブリッジ大学)、牛場友彦(オックスフォード大学)、松本重治(米国のイェール大学、ウィスコンシン大学、スイスのジュネーブ大学)、西園寺公一(オックスフォード大学)です。
彼らは世界でも最も難関な大学に留学しています。しかしながら、オックスフォード、ケンブリッジ、それからアメリカのアイビーリーグ(ハーバード大学をはじめ、ブラウン大学、コロンビア大学、コーネル大学、ダートマス大学、ペンシルベニア大学、プリンストン大学、イェール大学。)には共通したものがあります。
世界を共産化するとか、若い人たちを洗脳していく狙いがあるのです。ソ連を応援したのはアメリカでありイギリスでした。中国共産党をつくったのも国際金融資本家です。その先兵になる育成機関がオクスフォード、ケンブリッジ、アイビーリーグなのです。
近衛文麿の野望は、日本を敗戦国家にし、覇権を藤原家に取り戻すことでした。そのために共産主義者と国際金融資本を利用しました。そして実際に日本を敗戦に導きました。そこまでは成功したのです。しかしながら、近衛の上をいく国際金融資本の手先によって、最終的には命を落とし(暗殺され)覇権を奪えなくなってしまいました。
日本を敗戦に導くために、山本五十六を海軍の司令長官に拘ったのです。日本が負けるために。

意味のなかったハワイ・ミッドウェーへの攻撃

意味のないハワイ真珠湾奇襲攻撃後、ミッドウェーで負けるわけです。東京から東に6,210キロ地点にハワイのホノルルがあります。そのハワイの北西、ホノルルから2,100キロのところにミッドウェー島があるのです。ミッドウェーは小さな島の集まりです。
ミッドウェーは周囲約30kmの環礁です。その島々は、サンド島と無人島であるイースタン島、スピット島の3つの島です。サンド島には、空港や宿泊施設など全ての施設があります。東京からは、およそ4,100キロの日付変更線の近くに位置します。緯度は日本の小笠原や奄美大島とほとんど同じ位置です。
このミッドウェーで日本の虎の子の空母4隻が沈められてしまったのです。この島を取る必要はなかったと言っています。何の意味もない、ミッドウェーを取る意味なんかどこにもありません。日本の勝ち方はどうだったでしょうか。どうしたらアメリカに勝てるのでしょうか。どうしたら?

負けると分かって戦いを始めた

勝てる方法は、フィリピンです。当時、フィリピンは、アメリカの植民地でした。先ず、フィリピンを攻撃してアメリカ人を叩けば、アメリカは準備がなくても、フィリピンにやって来ます。それを叩けば、守る攻撃なのです。守勢防禦です。こうしたら間違いなく勝っていました。
しかしながら、山本五十六は、勝つ戦争はしなかったのです。かえって、アメリカを団結させ、ミッドウェーに行き、日本が敗北するようにしたのです。
それなのにミッドウェーを取って敵の航空母艦の奇襲を避けようとしました。ところがミッドウェーを取ったところで迂回してくれば何のことはありません。「まったくあれは被害妄想のようなことじゃないかと思う。何のためにミッドウェーに行ったか全くわからない」と共に戦っていた司令官たちは、思っていました。
ミッドウェー海戦を「海軍大学校の図上演習だったら0点だ」と言われています。これを連合艦隊総司令官がやてしまっています。図演の結果のように、さんざんに負けるところを負けないことにして出撃しました。この思いつき作戦が失敗したのは当然です。
(図上演習の結果とは:ミッドウェー攻略作戦の最中に米空母部隊が出現し、艦隊戦闘が行われ、日本の空母に大被害が出て、攻略作戦続行が難しい状況)
負けると分かっていて出て行ったのです。何でこんなバカなことをやったのでしょうか。その上その当時、軍首脳部の考えでは、アメリカのハワイあたりで示威運動をやっているけれども、本当の戦いの準備を必ずしもできてないだろう。だからフィリピンに日本が手を出せば必ず向こうは戦備不十分のまま出て来るに違いない。それを叩くのだ。だから、とにかくフィリピンを取ろうじゃないか」ということを多くの軍関係者が言っていたのです。
山本五十六は、フィリピンに行きませんでした。真珠湾、ミッドウェーを選びました。そして日本は負けます。日本は海の国ですから、海軍がやられたら終わりです。
ロックフェラーが世界を超えた組織にやって行きます。山本五十六はその立場を売ったのです。フリーメイソンに属したと考えればは分かります。だから負けるための戦争をやった者がいたのです。
ミッドウェー海戦は負けるために仕組まれていた
最新情報をチェックしよう!
>聖典をかける少女

聖典をかける少女

地球は乗っ取られている。それも、私たちが、神だと信じている存在によって。「聖典をかける少女」によりますと、創世記がどのように、誰によって書かれたか説明されています。「プレアデス+かく語りき」がモチーフになっているようですが、地球は、30万年前に聖書に登場する創造神たちによって乗っ取られていることが理解できます。

CTR IMG