2枚の布製マスクを配るのは医療関係者の使い捨てマスクを確保するため

2枚の布製マスクを配るのは医療関係者の使い捨てマスクを確保するため

  • 2020年4月13日
  • 2020年6月10日
  • 社会

この記事の概要

2枚の布製マスクを配るのは医療関係者の使い捨てマスクを確保するためなのです。医療関係者にとっては、使い捨てマスクは、ウイルスに汚染されたマスクで次の患者を診察した場合、次の患者に感染させるリスクがあります。医療関係者に、使い捨てマスクを重点的に供給し、リスクの低い一般国民には洗って使えるマスクを供給したのです。


急激なマスク需要が起きている

現在、日本中どこに行ってもなかなかマスクが買えないということが大きな話題になっています。安倍総理は布製のマスク2枚を各世帯に配るという判断をしました。

このアベノマスクに関しても、「なぜ2枚なんだ」とか「マスク配るくらいしかできないのか」という批判が一部にありますがこれには大きな理由があります。現在、世界中でマスクの奪い合いが起きています。

これは、これまでマスクを使わなかった国や、これまでマスクの需要がなかった国で急激なマスク需要が起きているからです。

日本の場合幸か不幸か花粉症等で国民にマスクをつける習慣がありましたが、欧米などではこれまでマスクを着ける習慣がありませんでした。

アメリカにおいてもマスクを極力つけてくださいとCDCの判断も出ました。そんな中で、タイの工場で作られた3Mのマスクをドイツ企業が注文していたのに、アメリカが持って行ってしまったのではないかという疑惑まで出ている始末です。

CDC(アメリカ疾病管理予防センター(アメリカしっぺいかんりよぼうセンター、英語: Centers for Disease Control and Prevention:CDC)は、アメリカ合衆国ジョージア州アトランタにある保健福祉省所管の感染症対策の総合研究所。)


世界はマスク戦争

世界はマスク戦争の状況になっています。なぜマスクが作れないかといえば、このマスクのフィルターの材料となるメルトブローン不織布が世界的にもうすでに枯渇状態にあるのです。

メルトブローン不織布は極細繊維により構成される不織布で、その緻密な構造により、マスク用をはじめ各種フィルターなどに使用されています。 クラレクラフレックスでは、ポリプロピレンによる一般的なメルトブローン不織布にとどまらず、特殊ポリマーを素材に用いた特色あるメルトブローン不織布を製造、販売しています。

クラレ

マスクが消えたわけ

さて日本ではどういう状況になっているのでしょうか。

日本の年間のマスクの消費量は、これまで60億枚程度でした。しかし現在において国民のほとんどがマスクを付けている状況ですから、自然的にマスクが足らない状況になっているのです。

この60億枚のマスクのうち、国内で生産されているのは11億枚しかありませんでした。それ以外のものは中国やベトナム、タイなどから輸入 されていたわけです。

1月下旬、武漢での肺炎が大きな話題になりました。この瞬間に中国からの輸入マスクがまず止まりました。

そして国内に残っていたはずの流通在庫約10億枚が一瞬にして、マーケットから消えてしまったわけです。この多くは中国などの外国人による買い占めであったという話も出ております。

またもともと花粉症などをお持ちの方が備蓄のために買ってしまったというのもあるでしょう。そしてこの事態を重く受け止めた日本政府は、マスク製造業者に対して大規模量産をお願いしました。


日本での供給量

土日を休まず24時間営業による生産が行われ通常、月産1億枚程度のものを2億枚まで積み上げたのです。しかし、それでも全く足りません。

このために日本政府は補助金などをつけて、さまざまな企業にマスク生産の要請をしました。その結果現在においては約月間、7億枚の供給が可能になったわけです。

そしてマスクには2種類あります。使い捨てマスクと布製マスク、洗って使えるマスクです。


布製マスクを配る理由

基本的に使い捨てマスクは、特殊なフィルターが必要な為に大規模量産は、簡単にはできません。それに対して布製のマスクに関しては布そのものはあるものですから縫製によって生産することが可能です。

このため洗って使える布製マスクの大規模量産に取り掛かったのです。そして今回まず老人施設などに配り、小学校に配り、その後に一世帯2枚のマスクを配布するという決定をしました。

基本的に使い捨てマスクも、布製の洗えるマスクも飛沫の拡散防止効果に関しては変わりません。


医療関係者のマスクを確保しろ

使い捨てマスクを着けていたとしても、それがウイルスを抑制することはあっても、ウイルスを完全にカットすることはなのです。それに対して医療関係者にとっては、この使い捨てマスクは、非常に大きな意味があります。

なぜなら、ウイルスに汚染されたマスクで次の患者を診察した場合、次の患者に感染させるリスクがあるわけですですから、医療関係者に、使い捨てマスクを重点的に供給し、逆にリスクの低い一般国民には洗って使えるマスクを供給しました。

これによって、マスク不足を解消するとともに、医療関係者の安全を守るという選択をしたというのが日本政府だったのです

しかし、これが正しく伝えられていません。また日本政府の広報の仕方も間違っていたと言えます。

なかなか手に入らないマスクですが自宅で簡単に作る事もできます。また、これから布製のマスクは、様々なアパレルメーカーなどが現在量産を始めています。ミャンマーなどでは月1億枚作れる体制が、既にできています。

ですからパニックになることなく、できるだけマスクを着けるようにしてください。マスクのない方は、ペーパータオルなどでつくることも可能ですので極力、迷惑をかけないように心掛けることです。


参考文献:ユーチューブ:【教えて!ワタナベさん】世界マスク争奪戦~なぜマスクが足りない?[R2/4/11]


まとめ

世界中で急激なマスク需要が起きている

マスクのフィルターの材料、メルトブローン不織布が世界的に枯渇状態

日本では月間、7億枚の供給が可能になった

医療関係者に、使い捨てマスクを供給しリスクの低い一般国民には洗って使えるマスクを供給


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