この記事の概要
ワクチン接種ハラスメントが急増しているようです。ワクチンを接種しないと「打たないのか」と同調圧力になってしまって、そのことがストレスになり、職場を辞めざるを得ない状態になっています。ワクチンの強要をどこまで貫けるかというと、個々人の選択を尊重しなければならないのが第一です。
ワクチン接種をめぐるハラスメント
最近は、ワクチンをめぐるハラスメントが急増しています。
日本弁護士連合会が電話で受け付けたところ二日間で、208件の相談が寄せられました。看護学生の相談では実習先で、ワクチンを打つことが望ましいと言うことで、ワクチンを打たなければ単位を取得できないと言われました。
職場では、ワクチンを打つことは義務的なことであり、打ちたくないのであればここでは働けなくなり、事実上「クビ」であることを宣告されたようです。ワクチンを接種しないと「打たないのか」と同調圧力になってしまって、そのことがストレスになり、職場を辞めざるを得ない状態になっています。
介護の現場で問題になるのは、利用者が、「ワクチンを打たないとこの施設を利用できなくなりますよ」とか、職員に対して「打ちたくなければ『クビ』ですよ」とか、言われてしまうのは法的にはどうなのでしょうか。
ある弁護士のコメントによりますと、「介護施設を運営している方は、入所者の健康安全を守らなければなりませんので、できるだけワクチンを打って欲しいと言うことは一定の理解は示されます。
それでは、ワクチンの強要をどこまで貫けるかというと、個々人の選択を尊重しなければならないのが第一です。
ただ利用者は一人ではないのとディサービスを含めると多くの人の健康を守らなければならなくなります。そこで、『ワクチンを打ってきてください』なってしまいます。
利用者にも他に行く選択肢もあるので、一概に『打ってください』」と言うのは違法にまでならないようです。
しかしながら非常にわかりにくいコメントで一体どっちなんだろうと思ってしまいます。
ワクチン以外の選択肢がある
個人の選択の自由を尊重しなければならないのは、原理原則です。別途、感染対策があるはずです。何もワクチンだけで考える必要はないはずです。イベルメクチンやアビガンの治療薬や抗体カクテル療法も選択肢にあっていいはずです。
利用者に他の施設に行く選択肢はあるかもしれませんが、職員はどうなのでしょうか。「お前辞めろ」と流石に解雇までしてしまうと労働契約法に違反してしまう可能性があります。配置転換して入居者やお客さんに接触しないようにすることも考えられます。
本来ワクチンというのは効くか効かないかは確率の問題です。100%これで感染しなくなると言うことはありません。感染しなくなる確率が上がるとその効き目には個人差があります。ワクチンを打ったから大丈夫だするにもリスクがあります。
簡易抗原キットやスパイク抗体キットなどを準備してまめに検査するとか、ウイルスがいるかどうかを抗原検査で分かればいいのです。感度がPCRより鈍いと言われていますが、PCRは感度が高すぎて遺伝子のカケラにも反応しており利用者の問題も大きいのです。
それよりは感度が鈍い方がいいのです。ウイルスが一つや二ついても大丈夫なわけですから、何万個とウイルスがいないと人にうつす状態になるかは、抗原キットで分かるのです。そのようにチェックの仕方を工夫したらどうでしょうか。
スポーツ関係者に問題が起きているブレークスルー感染
スポーツ主催の関係者に問題をもたらしています。ワクチンを打っているにもかかわらず陽性反応が出てしまう場合があるのです。ワクチン接種は、感染予防効果が確実ではないことが分かってきました。
接種後に陽性になるのをブレークスルー感染と言われています。競技中ブレークスルー感染が判明すると大混乱になります。接種していれば出場禁止になる選手は出なくなるだろうと言われてきましたが、接種していれば問題ないと言う言い分はできなくなります。
接種後に陽性反応になった選手は、他人への感染力はあるのだでしょうか。実例として、ゴルフのラーム選手が、6月初旬に開催されたメモリアルトーナメントにおいて、ジョンソンアンドジョンソンのワクチンを接種して、第二ラウンドプレー終了後に受けた検査で、陽性でした。このことが発覚して、ラーム選手はラウンド終了後、テレビの中継中に全米ゴルフ協会の医療顧問から陽性結果を告げられました。
勝利がほぼ確実と言われた中で、棄権を余儀なくされ170万ドルの賞金も逃してしまいました。その後2週間後には、検査で陰性になり、全米オープンを制したのです。
プレーをしている途中で検査したら陽性になって棄権しなければならないのはたまらないものです。ジョンソンアンドジョンソンは、スポーツ選手が比較的多く打つワクチンのようです。一回で済むと言うことです。
一回よりも二回打つ方が総じて効果的なワクチンとされています。アストラゼネカ製のワクチンを2度打っていてもウガンダの選手団は、陽性になっていましたので、二回打っても陽性になる人はなるのです。
誤ったワクチンの情報
誤ったワクチンの情報に惑わされないようにすることは重要です。根拠がないからといって全て誤っていると言うのも現段階では、ワクチンは治験中なので本当に正しいことが判明していません。慎重に化学的に見極めていく態度が大切です。
ワクチン推奨派のお医者さんは、「ワクチンの本当の凄さは、重症化予防に効果が現れている点です。それによって医療供給に貢献していることです」と述べています。
若者がワクチンを打たない人が増えているのは、「若者は重症化しないのにわざわざ倦怠感が出るものを体に入れたくないので打つ必要があるのか」と言うのが言い分のようです。
しかしながら、そのような若者に対して、「若者も重症化する恐れがあります。ワクチンを打つとどうしても倦怠感が出ますが、コロナで死ぬよりはマシです」とも述べています。
さらに「遺伝子ワクチンと聞くと気持ち悪いと思う人がいますが、新型コロナのウイルスに感染すると自分の体の中にウイルスの遺伝子がばらまかれまくる方が気持ちわるいので、どう考えてもリスクが高いのです。実際に若い人で亡くなっている人もいますので」と。
ワクチンで注入される物質の方が有害
これもちょっと説明が違うような気がします。権威ある研究者から「ワクチンで注入される物質の方が有害である可能性がある」と出てきているのです。開発者の文章でも明らかになっています。
心配なのはワクチン自体の後遺症です。新型コロナとワクチンの後遺症どちらが怖いのかが問題です。
血管障害の問題です。新型コロナは血管障害の問題です。血栓が身体中に飛び散る血管の病気です。ウイルスが繁殖するのは腸です。肺炎ではないのです。そこまで分かっています。
副反応も血栓に関するものです。ワクチンについてはアレルギー反応ばかりに目がいきます。大きな後遺症についてどう答えるかが表に出てきていません。
ワクチンの後遺症に関する研究結果に対する反論が出てきていません。ここが心配している点です。「デマだ!」と言うのであれば研究結果に対して、正確な情報を開示することが必要です。
情報の共有が大事なことであるにも関わらず、Facebookからはワクチン反対派の人々が次々に削除されているのです。「接種妨害をするコンテンツは禁止である」と述べています。ワクチンに関する虚偽投稿も受け付けないとされています。
不必要に恐怖を煽るものも同様です。ワクチンに対する恐怖を煽るために役所のワクチン進行が滞るようになっているとのことです。
SNSでとんでもない情報が流されると、とんでもない行動に出る人々が出て来ます。そのため、役所の仕事を邪魔しているので「削除するのは当然だ」とのことです。
これは表現の自由としての基本的な人権に非常に関わる問題です。主張したい人々を抑え込むと地下に潜ってしまいます。こちらの方がとても厄介なのです。
どう受け止めるかは各自の判断です。中には真っ当な情報もあります。公的な見解などを幅広く提供して、情報が一般の国民に提供されていることを認識してもらうように、納得することによって自分で判断することができるようにさせることが重要です。
逆に、真摯な内容が消されていくとなると、これは本当は国民に知られたくない内容なのだと言うことになります。
参照文献:ユーチューブ、松田学のニュース解説 ワクチン接種をめぐる”ハラスメント”が急増!
<https://www.youtube.com/watch?v=5Jl06x_DEHI>アクセス日:2021年7月8日
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