この記事の要約
地球の自転が遅くなると巨大地震が起こるという相関性が認められつつあります。2017年暮れにアメリカの地質学会で、地震は約30年周期で大規模地震が起きているという仮説です。巨大地震が頻繁に起こるのは、地球の自転が遅くなり始めた頃に起こるようです。
1. 自転と大地震の相関性
地球の自転が遅くなっていて巨大地震が日本を襲うという情報が流れています。マグネチュウド7以上の地震は周期があり、約30年周期で増減するらしいのです。研究家の間では分かっていたのですが、なぜ周期が形作られるのかの原因が、よくわからないのです。
地球の内部のことはわかならないことだらけで、30年周期というのは何に起因しているのか、2017年暮れにアメリカの地質学会で一つの注目すべき発表がありました。コロラド大学とモンタナ大学の先生たちが地震の周期について一つの仮説を提示しているのです。
2. 地球の自転は一定ではない
それは地球の自転にあるのです。地球の自転とというのは一定の速度で回っています。1日24時間で回転していますが、実は、地球の自転は一定ではなく、速度が速くなったり遅くなったりしているのです。
速くなったり遅くなったりを繰り返すこの変化が、およそ30年周期で起こるのです。正確には32年周期です。
これを地震の増減と当てはめたら、ほぼ一致するとのことです。どのような時に地震が多くなるかは、自転の速度が遅くなっている時なのです。
相関連性が見られるようです。3.11の時には、マグネチュウド9でした。あの時は、地球の自転の速度はちょっと速くなっていたようです。だとしたら、遅くなると巨大地震が起こることとは関連性がないように思えます。やはり、気象庁が発表したように、自然界には稀な3つも立て続けに起こる不自然な地震だったのでしょう。
津波に特化した人工的な地震だったということが、証明されるのではないかと思われます。
3. 自転が遅くなっている時期
現在は遅くなっているのです。減速の仕方というのは半端ではないのです。2013年を境にして、思いっきり遅くなっているようです。今までの周期ではなくいレギラーになっているのです。普通だったらもうそろそろ速くなってもいい頃なのですが、遅くなったままです。遅くなるといっても千分の数ミリ単位です。
千分の一秒でしょうか。実感としてはわからない感覚です。千分の一秒といえども2013年から続いているわけですから積算すると七秒ぐらい遅くなっているのだそうです。
4. 1日が長くなっている
ということは1日が現在は、7秒長いのです。ここ最近は、間隔を置かずマグネチュード7以上の地震が頻繁に起こっています。最近では、台湾の大地震でした。
いよいよ日本も危ないのではないかと囁かれています。現実問題として自転が遅くなり、地震も増えているのです。日本はたくさんのプレートがあり、地震が頻繁に起こる国です。緊急の場合、3日間生き抜くだけの食料と水の確保が必要です。レスキュー隊による救護活動が始まるまでの自己支援のためです。
5. 自転の速度と地磁気の関係
遠心力が強いのは赤道です。回転半径が一番大きいからです。北極と南極はほとんどゼロに近いので変わりません。一番の問題は、地球そのものが剛体ではないということです。固まったものではないのです。
鉄のボールの1回転は、中の部分も1回転します。地球の場合には、地殻がありその上にマントルがあります。外殻は液体なのです。液体の外殻の部分で地磁気が発生しています。地球の自転が遅くなると変化が出ますので、当然地磁気にも影響がでてくるのです。
地磁気が変わってくると気象現象も変わります。地球規模で火山現象も多発していますが、その引き金になっているのかもしれません。
マグネチュウド7以上の地震と地球の自転の速度が遅くなっている点に相関性があるとされていますが、これが正しければ、巨大地震がくる可能性があるのです。
参考文献:YouTube、2018年、日本を巨大地震が襲う!? MUTube(ムー チューブ) 2018年4月号 #5
URL<https://www.youtube.com/watch?v=UyFsMXyi5Eo>アクセス日:2019年2月21日
まとめ
巨大地震と地球の自転の相関性
自転が遅くなると巨大地震が起こる
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