この記事の概要
ウイルス対策に重要な役割を持つトシリズマブは過剰な免疫作用を抑えます。人間の体が作り出すインターロイキン6が出過ぎてしまい結果的に肺の細胞を壊してしまいます。これを抑え込むことで死を免れたという報告が挙がっています。
トシリズマブ
「トシリズマブ」は、インターロイキン6阻害剤です。大阪大学と中外製薬が共同開発したヒト化抗ヒトIL-6受容体モノクロなーる抗体で、インターロイキン-6(IL-6)の作用を抑制し免疫抑制効果を示す分子標的治療薬です。
アビガンも13年間の苦労の末に出来上がった素晴らしい薬なのです。
こちらのトシリズマブは遺伝子工学で作られた薬です。中国のウイルス対策において重要な役割をしています。
トシリズマブの別名アトリズマブで、商品名アクテムラと言います。
インターロイキン6
肺炎になると、人間の体は過剰な反応をして、免疫作用を発揮してしまいます。それがインターロイキン6なのです。人間の体が作り出すインターロイキン6が出過ぎてしまい、結果的に肺の細胞を壊してしまいます。
肺の細胞を壊すことによって、肺炎で肺がダメージを受けます。そこに、免疫作用のインターロイキン6によって破壊されてしまうようです。これで肺がぶっ壊れてしまうのです。
肺の細胞が死んでしまいます。これによって人は死んで逝くのです。
実験室で広範囲の肺疾患及び、インターロイキン6が上昇している重篤な患者は、トシリズマブを試しているようなのです。このことを中国の国民健康衛生委員会が述べています。
これは要するにインターロイキン6というのが、人体の自己作用で出て来てしまいます。それによって、逆に肺の細胞が壊されてしまうということなのです。
そうなったら、「トシリズマブを投与してください」とのことです。それは注射だそうです。トシリズマブとはインターロイキン6が作用するのを抑制する、すなわちインターロイキン6を動かないようにするのです。
過剰免疫が死を招く
一般的に、肺炎では死なないのです。それから先のインターロイキン6が出ることによって死につながります。新型ウイルス肺炎の222人の患者が治癒され効果が最初示されました。実は死ぬはずだった人たちが助かったというのです。
インターロイキン6は新型コロナウイルス患者の炎症性暴風を引き起こす重要な炎症性因子です。流行の状況では多くの患者が重度の回復呼吸不全、多同期不全及び、炎症勢暴風による死亡を経験したということです。
最初の段階では皆死んでしまいましたが、トシリズマブを投与したら、改善したという報告が挙げられています。
抗リュウマチ薬の中のインターロイキン6に対する抑制因子というものが今回、上手く働いたということが分かったそうです。
そうなると今度は肺炎にならないように気をつけます。もし肺炎になったら、それ以上症状が進まないように、アビガンを投与して病状を抑えておきます。さらにこのトシリズマブを投与することによって治療するとのことでした。
中国のお医者さんたちは、この図式を発見したのです。これによっって二百数十人も回復しているので、イタリアでも行うのではないでしょうか。
参考文献:ユーチューブ:2020.3.12rkyoutube新型コロナウイルス戦争38 日本の医学が世界を救う
URL<>削除されていました。
まとめ
「トシリズマブ」は、インターロイキン6阻害剤
肺炎の過剰な反応で免疫作用それがインターロイキン6
肺炎では死なない、それから先のインターロイキン6の過剰反応