終末思想が絶えない謎

終末思想が絶えない謎

この記事の概要

終末思想が絶えない謎は選民思想がはびこりハルマゲドンを預言する預言者を信じ自分たちだけ救われると言う選民思想が自分たちを気持ち良くさせ、教祖も信者が熱狂するから気持ちがいいということになります。いつの世の中でも、終末論を予言する者は後を絶えません。


終末思想

「世界の終末は近い」と喧伝する人が多く存在します。このような人々を預言者と言います。この預言とは、「神の言葉を預かる者」と言う意味です。

世の終わりという代名詞としてハルマゲドン(新約聖書『ヨハネの黙示録』に登場する、世界の終末に起こる善と悪の最終戦争の場所、またはその戦争自体を指し、一般的には「人類最終戦争」や「世界の破滅的な大戦争」を意味します。)とキリスト教では言います。

世界の終末は近いから、「悔い改めよ!」と叫ぶ宣教師、ユーチューブでも、「ハルマゲドンは近い」、「カウントダウンが始まった」と述べる人々もいます。

米中派遣の今後の展開や、「トランプ大統領の出現も予言されていた」ことを牧師と言われるような立場の人が、ガンガン言っています。それだけ終末思想というのは、みんなを引きつける力があるのでしょう。

預言者とは、神の言葉を預かる者です。神の言葉を預かって、「もうすぐ終末の時が来るぞ!ハルマゲドンは近い。悔い改めよ!」と言う人たちです。

例えば、ローマ帝国が滅びる時にも預言者は、現れました。モンゴル帝国が侵攻した時にも現れました。またイスラム勢力がヨーロッパに押し寄せた時にも現れました。ペストが流行った時にも現れました。その都度、世の終わりのことを言う人は出てきます。

これはキリスト教社会だけの傾向ではなく、世界中にあります 。日本でも、ノストラダムスの大予言が 「1999年に世界は滅亡する」と流行りました。

ノストラダムスの大予言ブームは主に1970年代半ば(1973年の五島勉『ノストラダムスの大予言』刊行から)と、その予言の時期である1990年代後半(1999年7月直前)の二つのピークがあり、オイルショックや世紀末の不安を背景に社会現象化し、特に1999年には多くの関連書籍が並び、子供から大人まで関心を集めました 

本当にノストラダンスの大予言通りだと「何歳の時に死ぬことになるぞ」と言うことを小中学生から大人まで語り合った様でした。 2012年には、マヤ暦の終末カレンダーの予言があり、世界は滅亡が2012年だということが話題になったこともありました。

記憶の新しいところでは、漫画家、たつきりょう氏が東日本大震災を当てたらしいと言うことで、もっとひどい世界の終わりの事態が2025年年7月に起きるような事が話題になりました。

頻繁にこのような人々が現れるわけです。預言者が現れて「本当か?」と言って、だんだんブームになって、熱狂狂気して、そして、その当日を迎えて、「なんだ何にもなかったじゃないか」と言うことで、言い出した者は、その世界から退散して行くのです。

このような事が、今までも何度となく繰り返されて来ました。予言者がたくさん出てくることは、予言をする人を信じる人がいるからなのです。


予言を信じる土壌

なぜならば、「預言者の言葉を信じたい」と言うニーズがあるからです。 学生時代であれば、「学校が壊れてくれないかな」と。北朝鮮のミサイルが学校に来て壊れてくれないか。世界の秩序が、ぐちゃぐちゃになる破壊願望が、絶望を感じている人々の心の中にあるからなのです。

受験のプレッシャーと、同じことの 繰り返しの退屈の日常 。「もういっそうのこと、全部ひっくり返ってぶち壊しになってもらいたい」と思う人もいます。これは一種の破壊願望 、形を変えた「自殺願望」と言ってもいいかもしれません。彼らにとって、「明日から普通に会社に行かなきゃいけないのか」と思うと、地球滅亡の方がよっぽどマシだったかもしれません。

結局、今日も明日も変わらない日常が続きます。「何にもなくて良かったね」と言うよりも、「何もなかった、つまらない。退屈な日常がこれからも繰り返されるのか」と言う声の方が多いのです。

それくらい、「この世の中はもう嫌だ」と言う人々の不満があります。だから終末思想を訴える人たちの言葉を信じたくなるのです。 預言者たちが現れる土壌になっているとも言えます。

宗教の教祖から言われると、「終末が近いぞ」と信者はざわめくのです。それだけ、人々を引きつけるため、信者が熱心になります。どの宗教の教祖が、「終末は近いぞ!間もなくだぞ!」と言われると、「みんな、さあ頑張らなきゃ」と。そんな中で、「あなたたちだけは救われる」と言われるとさらに頑張ろうとします。

終末論はイエス・キリストの再臨、最後の審判、そして「クリスチャンだけは、神の国で幸せに暮らせる」ということです。クリスチャンたちは「選ばれた」ということになります。これが、「私たちは救われるんだ」と言った、一種の選民思想の形になっていくのです。

だから、信者は気持ちがいいのです。教祖も信者が熱狂するから気持ちがいいということになります。いつの世の中でも、終末論を予言する者は後を絶えません。


参考文献:ユーチューブ、世界の終末・ハルマゲドンを仏教から語る

URL< https://www.youtube.com/watch?v=5B3mM8mRSwI>アクセス日:2025年12月20日


まとめ

「世界の終末は近い」と喧伝する人が多く存在し、このような人々を預言者と言う。この預言とは、「神の言葉を預かる者」と言う意味。

「この世の中はもう嫌だ」と言う人々の不満があり、終末思想を訴える人たちの言葉を信じたくなる。 預言者たちが現れる土壌になっている。


紹介欄

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福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会 

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