霊峰剣山にはソロモンの秘宝アークが眠っている

霊峰剣山にはソロモンの秘宝アークが眠っている

この記事の概要

霊峰剣山にはソロモンの秘宝アークが眠っているという伝説があります。鶴岩、亀岩の下を131メートルほど掘り進んだところ、巨大な球体型をした太陽石が発見されました。高さ15メートルほどのピラミッド型の空間までも発見したというのです。


霊峰剣山

神聖な霊峰剣山は、多くの神社仏閣が建ち古くから修験道の聖地として知られています。西日本で二番目の高さを誇るこの山には、多くの謎が隠されているのです。

剣山は、徳島県三好市東祖谷、美馬市木屋平、那賀郡那賀町木沢の間に位置します。標高1,955m、徳島県の最高峰です。日本百名山の一つに選定され、徳島県では県のシンボルとされています。

ちなみに、西日本で一番高い山は、石鎚山(いしづちさん、いしづちやま)です。四国山地西部に位置する標高1,982 mの山で、近畿以西を「西日本」とした場合の西日本最高峰です。

別名太郎笈(たろうぎゅう)と呼ばれ、南西側の次郎笈(じろうぎゅう)と対峙しています。

次郎笈 (1,930m)は、 剣山の山頂から南西方面にある山で、剣山と変わらない高さと大きさの立派な山容を横たえています。剣山は別名「太郎笈」とも呼ばれ、太郎・次郎の兄弟峰でもあります。


ソロモンの秘宝アーク

剣山に、ソロモンの秘宝である契約の箱、アークが眠っているのではないかという話は、大変有名です。

ユダヤ教やキリスト教では聖櫃(せいひつ)と呼ばれるアークには、預言者モーセが神から与えられた十戒石版、アロンの杖、マナのツボが収められていました。

その他にもアークは驚異的な力を秘めていいました。アークを担いだ祭司たちが、民の先頭に立ってヨルダン側に足を踏み入れると川の水が、せき止められ、川を渡ることができました。

城壁によって固く守られているエリコの町の攻略を神から命じられた際、契約の箱の不思議な力によって城壁を崩すことができたのです。

これは、小型常温核融合装置だったとも言われています。核融合を起こすには巨大な原子炉が必要になります。

このエネルギーを取り出す際に、燃料にウランやプルトニウムなどを使って分裂発電を起こすのではなく、原料として、重水素とリチウムを用いて融合します。

これだと、安全に核エネルギーを取り出すことができるようなのです。


アークが消えた

その後、古代イスラエルのソロモン王が建立した第一神殿の至聖所に安置されていましたが、その時にはアロンの杖とマナのツボは取り除かれ、十戒石板のみが収められていたようなのです。

その後、イシュタル門や空中庭園でもよく知られるネブカドネザル二世が率いる新バビロニア王国によって侵攻された際には、アークは忽然と姿を消していました。

失われた経緯は今も不明なのです。一説によると、エルサレムの預言者イザヤが近いうちに、エルサレムが陥落することを予言していました。

一部のユダヤ人たちと共に、聖櫃と財宝の一部を持って、そ日にヨルダン川を下り、エルサレムを脱出したとも言われています。


アークは日本に

失われたアークのその後の所在については、諸説あります。その中でも根強く信じられているのは、日本の剣山に隠されているという伝説です。

日本と古代イスラエルの文化には多くの類似点があります。神社は、古代イスラエルの神殿の造りとよく似ています。

他にも、日本の山伏の姿と古代ユダヤの祭祀を行うヒラクティリーの格好もよく似ています。(今日でもユダヤ人は祈りの時に 「旧約聖書」 の言葉を収めた 「ヒラクティリー」と呼ばれる小さな小箱を額部分に付ける)

頭にかぶる烏帽子や白を基調とした装束は、非常に多くの類似性があります。山伏の聖地とされるのが、この剣山です。剣山には多くの神社仏閣がありますが、なかでも特徴的なのが、磐境神明神社(いわさかしんめいじんじゃ)です。

この神社は普通の神社とは、姿が異なった遺跡であります。南を正面とした3つの入り口と5つの祈壇があるのみです。この神社は、古代イスラエルの幕屋と造りが非常によく似ているのです。

また前イスラエル駐日大使のエリ・コーヘン氏も倭大國魂神社(やまとおおくにたまじんじゃ)の神紋とユダヤ教の燭台であるメノラーが、大変よく似ていると述べていました。

このように剣山と古代イスラエルには、偶然では片づけられない多くの共通点があります。


契約の箱に収められたもの

ソロモンの秘宝アークは、契約の箱または聖櫃とも呼ばれています。中に収められている十戒石版、アロンの杖、マナのツボとは、一体どのようなものなのでしょうか。

十戒石版は、預言者モーセが神から与えられた十の戒律が刻まれた石板です。ユダヤ教とキリスト教の教えの原本に値するものです。

アロンの杖は、モーセがエジプト脱出の際に海を割った杖です。マナのツボは食べても無くならない神聖な食糧が収められていました。(マナ:白く、その味は蜜を入れた薄焼きパンのようであった)

これらのものがなければ、彼らは約束の地、カナンへは辿り着けなかったのです。ある意味において、日本人の三種の神器のような価値があります。


剣山に隠された理由

ソロモンの秘宝アークが、なぜ、剣山に隠されているという伝説があるのでしょうか。

古来より山岳は、特別な場所としての信仰対象でした。旧約聖書のイザヤ書にも、「どの山よりも高い場所」という一節があります。頂上に旗印を立てることであり、山岳信仰が表れです。

剣山は標高が高く、山頂に登れば淡路島や海までも一望できる山岳です。たとえ外国から来た人々であっても、この土地に神秘性を見いだすはずです。

現に剣山には、多くの神社仏閣が建てられており、古代イスラエルとの関連性がみられる痕跡も存在しています。

また7月に行われる剣山本宮剣神社例大祭ですが、どうやら、これがアークとの関連性があるようなのです。

この祭りは、神輿を担いで、剣山の頂上に登る祭りです。この神輿が実は、アークと形が酷似しているのです。

アークに似せた神輿を剣山の頂上まで運ぶのは、何か隠された意図があるように思えます。


草薙剣

剣山には、古代イスラエルとの関連性の他にも、三種の神器の一つである草薙の剣が隠されているという言い伝えがあります。

源義経の軍に追い込まれた平家は、入水した安徳天皇とともに草薙剣は、海に消えてしまいました。これが、一般的な歴史です。どのような経緯で、草薙剣が、剣山に持ち運ばれたのでしょうか。

これが剣山の麓に埋まっていても、極秘にされるでしょう。


秘宝アークの探究者

このような多くの秘宝が眠る剣山には、多くの採掘者が挑んでいます。

1936年に、その中の一人が、剣山にアークの秘宝を探索するために剣山調査隊が発足されました。

聖書の研究者である高根正教氏がヨハネの黙示録にある予言の一節が四国と剣山を指しているとのことでした。そのため、彼を中心としたチームが発掘を行っていくことになります。

彼らがどこを掘り進めたのかというと、剣山の名物である鶴岩、亀岩の下でした。

ここを131メートルほど掘り進んだところ、あるものが発見されます。巨大な球体型をした太陽石です。

さらにその4メートル奥でも同じ球体の岩を発見します。さらには大理石でできたアーチ門や高さ15メートルほどのピラミッド型の空間までも発見したというのです。

当時は戦時中であったため、その後の発掘については、資金繰りの問題により断念することになりました。

同時に政府の指示によって、剣山の発掘作業ができなくなりました。その上、発掘したものもほとんどが押収されてしまったのです。

この理由で、証拠がありません。その真偽を確かめることもできなくなってしまいました。

高根氏の他に、大きな発見をした人物が現れました。元海軍大将の山本英輔氏です。

山本氏は高根氏の採掘跡を探し当て、そこからさらに発掘を進めたところ1952年8月に、100体のミイラを発見しました。

その知らせを受け、アメリカ陸軍第24師団第19連帯が同年10月に極秘の発掘調査を行い、問題の空間を発見したのです。

ミイラを確認しました。そのほとんどが、つちくれでミイラとして確認できたのは8体だけでした。すべてが女性であり、顔には刺青が入っていたのが確認されています。

このミイラについては、アメリカ軍が副葬品とともに回収し隠蔽されているため真偽は、不明です。顔に刺青が施された女性とあります。刺青の文化は、ポリネシアやアイヌの人々にも見られます。

その後1964年に、剣山は国定公園に指定されてしまい、発掘を行えなくなりました。

なぜ政府は、これ以上の採掘を禁止にしたのでしょうか。ただの自然保護が目的ではない気がします。何か隠蔽しなければならないものが地下にあるに違いありません。


剣山本宮剣神社例大祭

剣山本宮剣神社例大祭が行われる7月17日は、日本では他に大きな祭りが開催されています。

それが日本三大祭りの一つ祇園祭です。祇園祭では、山鉾巡行と呼ばれる派手な装飾を施した山車が街を巡回します。山車に施された装飾の数々をよく見てみると、旧約聖書に記述されてある一場面を描いた絵が多く飾られています。

これは日本的ではありません。不思議な光景です。祇園祭の山鉾巡行連合会理事長も間違いなく日本と古代イスラエルには関連性があるとも明言しています。これは、間違いなく、アークを祀るための意図を含んだ行事に違いありません。

剣山は、現在採掘禁止となっています。鶴岩、亀岩の下を掘った採掘隊が、どうしてこの下にアークが隠されていると推測をしたのでしょうか。

それについて鍵となるのがあのカゴメ唄です。かつては鶴亀山(つるきさん)と呼ばれた剣山、鶴と亀がすったは鶴と亀が統べたと解釈されるとも言われ、ヘブライ語でツルカメは守り神や守り岩の意味になります。

カゴメ歌は、徳川埋蔵金が隠された場所や、元伊勢籠神社や出雲大社を結ぶラインにも関係があります。

またカゴメ唄をヘブライ語で読み解くとアークについて言及しているようです。すなわちカゴメ唄は、アークの在処を示す歌だと彼らは考えたのかもしれません。


その他の謎

その他にも謎が多く残されています。剣山自体が邪馬台国であった説もあります。高天原であったとされる説もあります。

数々の遺構が発見されている背景からカッパドキヤ級の地下都市が今も存在しているとされる説までもあるのです。

剣山自体が人の手によって作られた人工山、ピラミッドである説もあります。まるで皆神山のようです。

空海が剣山の神を隠して守るために、四国八十八カ所霊場を設け、結界を張ったことは確かです。


参考文献:YouTube:ハテナ見聞録、契約の箱が隠されている?謎多き剣山・隠蔽されたミイラとは?

URL<ttps://www.youtube.com/watch?v=B3xpO-WZ1Qg&t=611s>アクセス日:2020年5月14日


まとめ

ソロモンの秘宝である契約の箱、アークが眠っている

一部のユダヤ人たちと共に、聖櫃と財宝の一部を持って、エルサレムを脱出した

剣山と古代イスラエルには、偶然では片づけられない多くの共通点

剣山本宮剣神社例大祭が行われる7月17日は祇園祭


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