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この記事の概要
酸化グラフェンはグルタチオンの喪失を招くようです。グルタチオン分子から電子が取り出す酸化グラフェンは、酸化を促してしまうものなのです。グルタチオンは、人間の体内に広く分布するプペチドという化合物です。強力な抗酸化作用があり、人間の体をサビつきから守ってくれる代表的な物質です。20代をピークに加齢とともに体内では減少します。60歳以上では非常に少なくなります。
グラフェン
グラフェンは、夢の素材です。グラフェンには、光の側面と闇の側面があります。
グラフェンとは、一原子の厚さ結合炭素原子のシート状の物質炭素原子とその結合からできた蜂の巣のような六角形格子構造をとっています。名前の由来はグラファイトから来ています。
グラファイト自体もグラフェンシートが多数積み重なってできています。ダイヤモンド以上に炭素同士の結合が強く、平面内ではダイヤモンドより強い物質と考えられています。
物理的にも、とても強く世界で最も引っ張りに強い素材です。熱伝導も世界で最も良いとされ電機の伝導度もトップクラスに良い物質です。完全なグラフェンは六角形のセルの集合体です。
新素材のグラフェンは、バッテリー、PC の心臓部に使用されています。これを使用して海水から水を作ることもできます。この新素材は、さまざまな分野で期待されています。
酸化グラフェンの安全性について
「新型コロナウイルスは、酸化グラフェンでほぼ完全に除去することができる」と熊本大学産業ナノマテリアル 研究所が述べています。酸化グラフェンナノシートと呼ぶ繊細な素材を分散させた溶剤を使った実験でこのウイルスは、ほぼ完全に除去されました。
酸化グラフェンが無害であると書かれています。酸化グラフェン自体はグラファイトを酸化処理した素材で安価に製造でき、人への細胞毒性がないことも確認済みと書かれています。
しかしながら、この安全性については賛否両論があります。
体を酸化させてしまう
グラフェン・マスクは安価の素材す。酸化グラフェン・マスクを調べていくと、人体に対する毒性について記されている記述がありました。
先の研究の結果では、人体への影響がないと書かれていましたが、ブラウン大学の研究やシンガポールAスターは、生体細胞に対するグラフェンの毒性の研究を行っています。
ブラウン大学は、グラフェンが健康被害を及ぼす可能性が「大」と述べています。
最初に行ったシミュレーションでは、グラフェンが生体細胞に及ぼす影響は皆無であるという結果になりました。
最初のシュミレーションでは、少しデータが足りていなかったようでした。グラフェンの破片モデルを正方形に簡素化してシュミレーションしていることが分かりました。グラフェンの突起の角度があります。六角形です。細胞に対する影響をもう一度研究すると、そのグラフェンが、細胞に刺さっていることが電子顕微鏡に現れました。
この形をもう少し有害性を抑えれるような構造になるように研究したいということです。この教授は2013に述べていましたが、これが2013年以降どうなっているのかは、よく分かっていません。
シンガポールAスターは、生体細胞に対するグラフェンの毒性を研究しています。ACSNANOというアメリカの論文掲載サイトがあります。
非常に 難解でしたが、信用できると思います。
グラフェンの材料の毒性が量子サイズと関係しているということです。研究チームはこれらの素材は細菌を破壊し殺傷する時の化学的なメカニズムについても調査を行った結果分かったことは、グラファイトおよび酸化グラフェンは、「還元物に接触することによって細胞内の重要な抗酸化物であるグルタチオンを酸化させてしまう」とのことでした。
人体にもグルタチオンはあります。身体は、常にサビついています。酸化しています。それが細胞の老化につながっています。
抗酸化物質が酸化を抑えています。その一角を担っているものがグルタチオンです。そのグルタチオン分子から電子が取り出す酸化グラフェンは、酸化を促してしまうものなのです。細胞膜が破壊されと懸念されています。
グルタチオンは、人間の体内に広く分布するプペチドという化合物です。強力な抗酸化作用があり、人間の体をサビつきから守ってくれる代表的な物質です。20代をピークに加齢とともに体内では減少します。60歳以上では非常に少なくなります。
酸化グラフェンの有害性
一言でグラフェンと言っても、酸化グラフェン、還元型酸化グラフェン、剥離によるグラフェン、CVD法によるグラフェン 、CNT切開によるグラフェンと色々なグラフェンがあります。
酸化グラフェンではなく普通のグラフェンについては、それほど害は認められなかったことです。特に還元型酸化グラフェン及び酸化グラフェンの有害性は、グラフェンでは観察されない可能性があるようです。
人体に対する影響があるかどうかが一番の疑問です。消化器官内へのバクテリアに対する研究では、ゼブラフィッシュを使っての研究実験があります。これは毒性実験です。
アポトーシスの増加が確認されています。アポトーシスとは、細胞の自殺です。アポトーシスの増加です。酸化グラフェンを体内に取り込んでアポトーシスが増加すると、代謝活性の低下を起こし元気がなくなります。それによって、体内のバクテリアの生存数が減少します。
体内には、腸内細菌などの微生物がたくさん生存しています。バクテリアもちろん人間の中にもいいます。それが減少するとバランスが崩れるのです。
リン酸の低下やグルタチオンの喪失は、体が爆裂に酸化して老化が進むということにつながります。人体に強烈な酸化が進むとどうなるかというと、活性酸素ができるでもです。
活性酸素で破壊されたり酵素がなくなるとがんになります。老化でタンパク質も変性すると動脈硬化、心疾患、脳卒中になります。これは副反応です。血栓です。
まとめ
グラフェンは新素材でバッテリーやPCの心臓部などに使われ、人類の進化につながる新素材。
ブラウン大学やシンガポールスターAスターの研究機関からは、酸化グラフェンは危険だとの報告もあります。
アポトーシスの増加、細胞死滅が確認。
代謝活性の低下でバクテリアの減少。生物化学的酸素の酸素要求量が低下。アンモニア除去低下、リン酸除去低下、グルタチオン低下。
大量にそのグルタチオンを使うということは酸化グラフェンによって体が酸化してしまう。
強烈な酸化が進んだ場合には老化する。
動脈硬化、心疾患、脳卒中、がんにつながる可能性がある。
吸った酸化グラフェンは長期にわたり肺に影響を与える可能性がある。
参考文献:ユーチューブ、酸化グラフェンの毒性 HD 1080p exported
<https://www.youtube.com/watch?v=M2DsSfRGtdU>アクセス日:2021年7月15日
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