タイム・トラベルをしようとしたらどのような方法

タイム・トラベルをしようとしたらどのような方法

この記事の概要

タイム・トラベルをしようとしたらどのような方法が考えられるでしょうか。生身の肉体で行うことは今の科学では非常に難しいようです。意識レベルの方が可能みたいです。それよりも過去のトラウマや未来の不安の苦みを受け入れた上で、今というこの瞬間を生きると過去も未来も変わるのです。


タイム・トラベルが可能なのか

タイム・トラベルは可能なのでしょうか。2009年にホーキング博士が意味のわからないことを言いました。自分が有名な科学者なので未来人を招待したら来てくれるだろうと思いました。

彼は、何とパーティーが終わった後に招待状を出したらしいのです。そうすれば、未来人しか来ないはずだと考えました。本当にタイム・トラベルが可能ならば、彼らがスティーブン・ホーキングに会いに来るだろうと思いました。

残念なことに誰も来なかったので、タイム・トラベルはなかったことになりました。ところがこれを調べてみると面白いことがわかりました。実はタイム・トラベルは可能らしいのです。

多くの人が想像するとは違った方法で、人類はすでにタイムト・ラベルをしていました。

人間は毎秒タイム・トラベルしています。1秒1秒先の未来へのタイム・トラベルです。


空間・時間

毎秒進んでいる速度を速めるのです。アルベルト・アインシュタインが提唱した特殊相対性理論がありますが、空間と時間は一見違うように見えます。実は同じ一組なのです。空間が別にあるのではなく、空間・時間なのです。

空間・時間を英語にすると、Spacetimeです。このスペース・タイムを光の速さで通過すると、自分の周りだけ時間が遅くなります。

アルベルト・アインシュタインの一般相対性理論があります。先ほどの空間・時間であるスペース・タイムは質量の多さによって空間がねじ曲がります。

どのようなことかというと、重力の重いところと軽いところでは、時間の流れが変わります。

簡単な場面では、地上にいる方が時間の流れが早く、宇宙に飛びたした方が時間の流れが遅くなります。

これだけの距離であれば、何十年の時間のギャップが生まれるわけではありません。ほんの0.5秒、地上にいた人たちよりも若い程度です。

GPS衛星は光の速さではありませんが、速い時間で移動しているので地上の時間とは多少の時差が生じます。

そのため毎回修正されて衛星時間を保つのです。光の速さの50%で動いてもわずかな誤差しか生じません。これが、70%、80%、90%となると急激に変化してきます。

あなたが20歳の時に光の速さで宇宙に飛び立ち、5年間過ごしたとします。あなたは25歳になります。

地球に戻って同窓会を催します。地球に残っていた同級生は、70歳になっているのです。

これはどういうことかと言うと、あなたが光の速さで移動した結果、自分の周りの時間が遅くなり、地球にいた人たちとは違う時間の進み方をしていたからなのです。


映画インターステラー

映画においてのインターステラーがまさにその状態でした。映画の序盤で津波が襲ってくる惑星に到着します。

(インターステラー:クリストファー・ノーラン監督による2014年のSF映画です)

あの惑星の重力は地球の130%でガルガンチという非常に大きいブラックホールの近くにあります。

いろいろな条件が相まってこの水の惑星での1時間が宇宙船で体験している人たちにとっては、長年関係していることになるのです。

映画の中で、クーパー役のマシュー・マコノヒーたちが3時間ちょい水の惑星で過ごした後、宇宙船に戻って来ました。そうしたところ、同僚がなんと23歳も歳を取っていたのです。

この現象は、なんと映画だけではなく、現実世界でもあり得るのです。計算式は一応あるらしいのです。23年間、未来に飛んだというのはわかりませんが、一応自分の世界の未来にそのようなことになります。


過去に行けるのか

それであるならば逆に過去には行けるのでしょうか。

あなたが過去にタイム・トラベルして、自分のおじいさんとおばあさんにあたる先祖が結婚して子供を産む前に、自分のおじいさんを殺したとします。

おじいさんがいなくなるということは自分の存在もいなくなるということです。このことは、自分の親甲斐なくなってしまい、自分自身が生まれなくなることなのです。

と言うことは、最初からおじいさんを殺しに行く自分もいないということです。ここでパラドックス(矛盾)が生じています。

これが有名な、親殺しのパラドックスです。もう一つは、今、私たちが過去に戻って、テスラーに交流電流の知識を与えたとします。

テスラーは、私たちから教わった知識で、交流電力を発明していくのです。ところが、その知識自体はどこで生まれたのでしょうか。

テスラーは私たちの知識を私たちからコピーしただけです。私たちもテスラーから知識を参考にしました。私たちは、テスラーの発明の元がなくなるのです。

このような状態で過去に戻るとパラドックスが生じてしまうのです。そのため、タイム・トラベルができないといことを力説する学者が多くいます。

過去の世界に戻った時点で、そこは同じ世界に見えて違う世界線だと考えるしかないのです。

おじいさんを殺したら、その世界では自分の親も生まれません。そうなると、自分は誕生しない世界にタイム・トラベルすることで、いくつもの世界が誕生するのです。これは過去だけでなく、未来もそうなります。


ワームホール説

スティーブン・ホーキング博士やインターステラーの監修を務めていた理論学者のキップソーンはワームホールがタイムマシンの役割を果たしてくれる可能性があると言っています。

ワームホールの仕組みはこのA4紙の部分がスペース・タイムとしたら、中央の点の部分がワームホールになります。

片方の入り口を光の速さまで近づけて、もう一つを通常のままにしておくと、このスペースタイムをショートカットしてしてタイムトラベルする方法です。ただ、ワームホールは観測できていないので可能かどうかはわかりません。


ブラックホール説

ブラックホールは、質量が半端ないのでスペース・タイムをねじ曲げます。そのため、ブラックホール付近で周回すれば地球人よりも歳を取ることもなく、一応未来の地球と出会います。

5年間ブラックホールの周りを周回していたら地球の10年間に匹敵するらしいです。

ブラックホールは非常に危険な上にほとんど光の速さで移動しなければならないので、今のところ生身の体では厳しい環境です。


宇宙ひも理論説

宇宙には宇宙ひもと呼ばれている特殊な領域があります。宇宙と宇宙の間にあるひび割れて時間が存在しない領域です。

この特殊領域は、ビックバーン直後にできた無限の長さを持つソリューション(分子やイオンが固体の束縛された状態から解放されて、溶媒の中で遊離している、ビジネス用語では、回答、解決する)ほどのひび割れのことです。

ここを通過すると時空が歪んでいるので一瞬でも上昇することができるかもしれないのです。

ただこれもただの説で、そもそも私たちは地球のエネルギーですら完全に操れていないので、宇宙のエネルギーを扱うほどの技術力はないのです。

ただ遠くから眺めているだけです。


最後は早く走る

とりあえず早く走ることです。光の速さ並に移動することですが、これも問題だらけです。

光の速さで移動するには無限大のエネルギーが必要です。今のところその技術はありません。

それに加えて光速で動けば粉々になります。過去に行くことは難しいですが未来に行くことにつしては前向きになってもいいのではないでしょうか。


意識レベルでタイム・トラベル

どちらかというと、意識レベルでタイム・トラベルする方が可能です。

かつてアヌンナキが探し求めていた単原子金(モノアトミック・ゴールド)は、物凄い成分です。それをうまく利用すれば、覚醒してマインド・タイム・トラベルできると言う話があります。もちろんこんなものが存在していたらの話ですが。

単原子金の最大の特徴は「賢者の石」と呼ばれるほどに等しいと言われています。それは、万能効用のある魔法の物質です。この物質はあなたの波動を著しく上昇させ、肉体とアストラル体を繋げる役目を果たしてくれるらしいのです。

幽体離脱だとか瞑想だとかでもそうですが、意識の領域でなら過去と未来を行き来できる感じがします。肉体タイム・トラベルよりも、意識で行う方が簡単な気がします。

過去に未練がある人は過去に戻りたいと思い、未来に不安がある人は未来に行きたいと思うのでしょう。今を変えれば過去も未来も変わります。

不思議なことに過去の出来事は確かに変えれられませんが、その後悔やトラウマに対する気持ちや感情は、現在の考え方を変えたら自然と見え方が変わってきますよ。

この先の未来の不安も今動けば自然と不安に対する気持ちが変わっていきます。

昔があって今があるというより今があって全てがあるという考え方の方が健全的です。過去のトラウマや未来の不安で苦しんでいる人たちはそれらを受け入れた上で、今というこの瞬間をを生きて見ることなのでしょう。

人生は、何歳になっても遅くはありません。気持ちは一瞬で変わります。そうなれば人生も一瞬で変わります。今に集中して生きていると、苦しみから解放され日々感謝の人生を送ることができます。


まとめ

1秒1秒先の未来へのタイム・トラベル

空間が別にあるのではなく、空間・時間が一組

タイム・トラベルすることで、いくつもの世界が誕生する

今に生きていると苦しみから解放され日々感謝の人生を送る


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