ディープステートの中核は諜報機関

ディープステートの中核は諜報機関

この記事の概要

ディープステートの中核は諜報機関なのです。スパイ組織の様な秘密組織を持つ国家は全体主義になります。CIAが実施した政策は、友好的でない外国の指導者を権力から排除する計画であり、クーデターなどを行う特別の工作活動です。外国の選挙を操作したり、恐喝など様々なことを行い、予算も様々な方法を使い独自で作り上げています。議会に監視されない状態になっており、怪物化してしまっているのです。


時代のニュー・メディアを活用する

ディープ・ステートについて、誰よりも詳しいのはロバート・ケネディ・ジュニアです。ロバート・ケネディ・ジュニアは、ケネディ家の末裔であり叔父に当たるのが、ジョン・F・ケネディ大統領です。実の父が、ロバート・F・ケネディで、当時の司法長官でした。その後、上院議員になりました。
兄ケネディ大統領の遺志を継いで 、民主党の大統領候補になる直前に暗殺されています。叔父と自分の父も誰に暗殺されたかは、よく分かっているのです。
その意味において、ロバート・ケネディ・ジュニアは、ディープステートについて具体的に、「何なのか」ということを誰よりも詳しい情報を語っているのです。
その情報を語っている番組とは、例えばジョー・ローガンのポッド・キャストは、アメリカで最も視聴者数が多いと言われている番組です。
ゲリラ・ジャーナリストで有名なジェームズ・オー・キーフのインタビューを受けたり、FOXのショーン・ハニティの インタビューだったり、ポッド・キャストのジミー・ドアという人気番組に出演したりです。
そのようなネット番組だけではなく、アメリカの民主党中心の下院議会にも呼ばれて、「話を聞かせてほしい」とお願いされて話しています。
そんな中において、MITのコンピューター科学者レックス・フリードマンが、ポッド・キャストを務めています。このポッド・キャストが人気があり、この番組に出演しています。
ロバート・ケネディ・ジュニアの大統領選挙の戦い方としては、とにかくポッド・キャストを狙うことです。ポッド・キャストにできるだけ出るという戦略を取っています。
というのは、叔父のジョン・F・ケネディが、大統領選で勝利したときは、テレビで勝ったからです。当時テレビがニュー・メディアでした。そのテレビで初めて、大統領候補の民主党ジョン・F・ケネディと共和党のニクソンが対決したのでした。大統領候補同士が初めてテレビに出て討論会を行った時のテレビの見栄えが、勝負を決めたのです。
そのときの時代の重要なニュー・メディアがあります。2016年の大統領選挙で勝利したのは、トランプでした。そのトランプはツイッターを使いました。ロバート・ケネディ・ジュニアは、「今 ポッド・キャストに集中している」という言い方をしています。

ディープステートの中核は情報機関

そのポッド・キャストの番組の中で、レックス・フリードマンからディープ・ステートについて尋ねられています。ディープ・ステートの中の情報機関であるスパイ組織があります。
CIAの情報機関についてロバート・ケネディ・ジュニアが次のように解答しています。「私の選挙運動を手伝ってくれている私の義理の娘はその情報機関の秘密部隊のスパイだった」と。息子の嫁です。
義理の娘は、情報機関のスパイでした。そこには、22,000人が勤務しており、そのうち2万人ぐらいは、愛国心にあふれたアメリカ人です。本当に優秀な公務員です。それ以外の人々が問題です。そのことについて、トランプ大統領の時の国務長官であり、その前が、スパイ組織の長官だったマイク・ポンペからロバート・ケネディ・ジュニアに、声をかけてランチを一緒にした時の出来事があります。
その時に、マイ・ポンペオが「私が情報機関の長官だった時、情報機関の後始末をうまくやれなかった」と言ったのです。
だからマイク・ポンペオも知っていたのです。情報機関がディープステートであり、そこが実は問題だったことを。だから自分がトップになった時に、「後始末をしなきゃいけなかった」ことを分かっていたのです。 でも「それができなかった。うまくやれなかった」とポンぺオは言ったのです。「情報機関の上層部の官僚は、全員民主主義を信じていない人たちだ」とも言ったらしいのです。

情報機関を持つと全体主義国になる

そのスパイ組織である情報機関の前身の組織がOSS(Office of Strategic Services)は、第二次世界大戦中にアメリカが設立した諜報機関)というものです。
これが第二次世界大戦中に作られていたのです。スパイ組織の前身の組織は、普通知られていません。OSSは、第二次世界大戦中に作られ、戦後アメリカの議会がスパイ機関を持つということは、民主主義とは相入れないと主張し、廃止しています。
例えばソ連にはKGBがあります。KGBのような秘密組織を持つ国は全て全体主義の国です。アメリカは自由と民主主義の国なので、そのようなスパイ組織を国で持つと、そのスパイ組織が独自に膨張していくことが過去の歴史で分かっています。
スパイ組織は、民主主義の理念と相入れないのです。この時代のアメリカの議会は、一本筋が通っていました。しかしながら、そのスパイ組織は、1947年に戦後すぐ、トルーマン大統領が署名して大統領のための国際情報収集機関として、改めて設立されているのです。一度この組織を設立してしまうと、勝手に膨張していくのです。スパイ組織は、ここが難しいのです。
有名なところでは、エグゼクティブ・アクション(Executive Actionは、CIAが実施した政策のことです。この政策は、友好的でない外国の指導者を権力から排除する計画であり、クーデターを含みます。)は、情報機関の特別の工作活動です。外国の選挙を操作したり、小規模な戦争を起こしたり、賄賂、恐喝など様々なことを行います。海外では、これを「エグゼクティブ・アクション」と言っています。
エグゼクティブ・アクションについては、議会が知らないところで行われています。議会が監視できない状態にあるのです。それを許していたのは冷戦だったからです。
米ソ冷戦の真っ最中で、トルーマン大統領やアイゼンハワー大統領は、ソ連と戦争を直接したくなかったので、軍隊を投入しない方法として、スパイ組織を保持していたのです。
目に見えない形で出来事を変えてくれ、最小限のコストで戦える方法だということで暗黙のうちにスパイ組織を認めていました。しかしながら、議会は認めていませんでした。議会は「もし我々がスパイ組織を作れば 怪物になりかねない!」その通りになりました。モンスターになっていったのです。それがその後のディープステートなのです。
諜報機関の予算は誰も知りません。これは政府の一角です。あくまでも政府の一部にすぎないのです。しかし、その予算は誰も知りません。というのはその予算とは、国民の税金による政府のお金だけではないからです。独自の投資ファンドを持っています。特にシリコンバレーで2000件もの投資をし、独自の資金源を持っているのです。
独自の資金力があるので、政府内部の言うことなど聞かないわけです。大統領の言うことさえも聞きません。これがディープステートの中核である情報機関なのです。

最も恐ろしいマスコミの力

ここの特徴についてロバート・ケネディ・ジュニアが重要なことを述べています。
情報機関の強さと恐ろしさは、マスコミに対する影響力です。ニューヨーク・タイムズ 、ワシントンポスト、 ABC、 CBS 、NBC、もちろんCNNもアメリカの報道機関の少なくとも400人が情報機関のために働いているのです。これをモッキン・バード作戦といいます。
英語から翻訳モッキンバード作戦は、冷戦初期に始まり、プロパガンダ目的でアメリカ国内の報道機関を操作しようとした、米国中央情報局の大規模計画とされています。著者のデボラ・デイビスによれば、モッキンバード作戦はアメリカの有力ジャーナリストをプロパガンダネットワークに勧誘し、フロントグループの活動に影響を与えたという。
『フリー百科事典 ウィキペディア英語版』最終更新  26 August 2023, at 01:44 (UTC).での最新版を取得。
モッキンバード作戦は、冷戦の頃からの作戦で、今も続いているらしいのです。情報機関が、民間のメディア、スパイで工作員を通して、コントロールしているということです。

政府から逸脱したことは言えない

こんな話は中国共産党やかつてのソ連などの共産主義の国でよく聞く話でした。まさか自由と民主主義の国アメリカでそれが行われているとは夢にも思わなかった話です。
そんな中でロバート・ケネディ・ジュニアがマスメディアの権力ということで、このような組織を取り上げました。トラステッド・ニュース・イニシアチブは、イギリスのBBCが組織化していますが、バックにはアメリカの情報機関があります。
国内の主要な報道機関・ソーシャルメディア・グループが、このトラステッド・ニュース・イニシアチブに一種の条約の様なものに署名して、政府の言うことから逸脱した記事を掲載しないことに同意しているのです。
これには日本のメディアも入ってます。NHKや主要メディアのほとんどが入っています。その国の政府が言っていることから逸脱した記事は出さないという合意がなされているのです。
そんな中で 具体的な事件が最近ありました。ラッセル・ブランドというイギリスのコメディアンがいます 。コメディアンであり俳優であり 司会者です。この人の行っている番組もポッド・キャストです。そのポッド・キャストの番組は、イギリス人の番組です。アメリカのタッカー・カールソンであったり、ロバート・ケネディ・ジュニアが出ています。
そこで非常に重要な話をしているのです。ロバート・ケネディ・ジュニアが、トランプ政権の時のパンデミックの例の注射を物凄いスピードで注射を作ったというワープスピード作戦についの真相を語ったのがラッセル・ブランドの番組です。
ところが、司会のラッセル・ブランドが、10年以上前の女性問題や婦女暴行など、様々な嫌疑がかかっていることを蒸し返されました。それをもとに、トラステッド・ニュース・イニシアチブから目をつけられたのです。

検閲機関

ラッセル・ブランド自身は このトラステッド・ニュース・イニシアチブによる「検閲を警戒する」ということを言い始めました。実際にトラステッド・ニュース・イニシアチブが、ランブルにラッセル・ブランドの動画のアカウント削除を要求したのです。ランブルはそれを拒否しました。ところが、拒否した後、多くの企業がランブルから広告を取り下げました。
おそらく、トラステッド・ニュース・イニシアチブもしくは、そのバックの情報機関が動いているのかもしれないのです。なぜならば、それは、この人の番組に真実を語る陰謀系の人が出てくるので、この番組を潰そうとしていたのです。
そんな中でロバート・ケネディ・ジュニアは、この様に述べています。「メディアが何が真実で、何が真実でないかの裁定者を自認してしまえば、その権力はとどまるところを知らない。なぜなら、あなたの仕事は、もはや大衆への情報提供ではなく、大衆を操ることだからだ。」もう メディアの仕事が変わってしまっているのです。
メディアが裁判官、最高の権力者になってしまっているのです。そのようにメディアを扱っているのがディープ・ステートであり情報機関なのです。権力と結託して大衆操作をすれば、メディアが権力に対する反対者ではなく、権力の道具となるのです。メディアというのは、本来だったら権力の腐敗や権力の暴走をチェックして、それに対して反対の意を唱えるのがメディアの役割です。
それどころかその権力の道具になっていくということを述べています。
ディープ・ステートが、牛耳っている世界、民主主義を乗っ取っているのは国家権力と腐敗した企業であり、これをまとめてディープ・ステートというのです。「それを終わらせなければならない」とトランプとロバート・ケネディ・ジュニアは同じ目標を掲げています。
ディープ・ステートとは、海外に対して介入主義なのです。要は、戦争を仕掛けて、その国の政権を転覆させるのです。気に入らない国は転覆を企てます。これが、アメリカの外交政策になってしまっているのです。つまり、戦争屋になっているのです。
これに対して、ロバート・ケネディ・ジュニアは、「アメリカは道徳的権威を回復させ、外交政策を取るべきだ。私の叔父 JFKが大統領だった頃は、そうだった。JFKは、戦争をする国ではなく、平和を提供する国にしようとしていた」と。
そうだったのです。叔父は 「アフリカやラテンアメリカ、アジアの人々が、アメリカを思い浮かべるとき、銃と銃剣を持った男を思い浮かべて欲しくない」と述べました。彼は平和部隊のボランティアを思い浮かべて欲しかったのです。
叔父であるJFKが志半ばでできなかったことをロバート・ケネディ・ジュニアはやろうとしています。
その意味でトランプとタッカー・カールソン、ロバート・ケネディ・ジュニアの3人には共通点があります。それは 戦争より平和を求める志があるということです。今、世界そして 日本が求めるべきものは、戦争を始めないアメリカ大統領です。
戦争をするアメリカ大統領ではなく、戦争を始めないアメリカ大統領、平和をもたらす大統領に期待したいのです。

URL<https://www.youtube.com/watch?v=3aeh-wy_72Y>アクセス日:10月11日

まとめ

スパイ組織を国で持つとそのスパイ組織が独自に膨張していく。

世界の報道機関は、一種の条約の様なものに署名して、政府の言うことから逸脱した記事を掲載しないことに同意している。

不都合な真実は報道できない。

メディアが裁判官、最高の権力者になってしまっている。そのようにメディアを扱っているのがディープ・ステートであり情報機関なのだ。メディアは、権力の腐敗や権力の暴走をチェックして、それに対して反対の意を唱えるのがメディアの役割だが、道具にされている。


紹介欄

OSS(戦略情報局)の全貌 CIAの前身となった諜報機関の光と影

陸上自衛隊特務諜報機関 別班の犬

元ドイツ情報局員が明かす心に入り込む技術

ディープステートの中核は諜報機関
最新情報をチェックしよう!
>聖典をかける少女

聖典をかける少女

地球は乗っ取られている。それも、私たちが、神だと信じている存在によって。「聖典をかける少女」によりますと、創世記がどのように、誰によって書かれたか説明されています。「プレアデス+かく語りき」がモチーフになっているようですが、地球は、30万年前に聖書に登場する創造神たちによって乗っ取られていることが理解できます。

CTR IMG