この記事の要約
スフィンクスの謎を解く鍵は日本にあるのです。その重要な鍵となるのが狛犬です。狛犬は二体で一対です。狛犬は遠いエジプトから伝来し神社、本殿の両脇に置かれています。エジプトの参道には一体しかありませんが、太古には狛犬のように二体あったようです。
1. 狛犬の起源
頭が人間で体がライオンのスフィンクスのナゾを解く重要なカギが日本にあるのです。その基本的な鍵は狛犬にあります。多くは神社にあり、中にはお寺にある場合もあります。参道の両脇、本殿の両脇に狛犬があります。
※狛犬とは、獅子や犬に似た日本の獣で、想像上の生物とされています。像として神社や寺院の入口の両脇、あるいは本殿・本堂の正面左右などに一対で向き合う形、または守るべき寺社に背を向け、参拝者と正対する形で置かれる事が多く、またその際には無角の獅子と有角の狛犬とが一対とされいます。
2. 二体で一対
ほとんどが二体で一対の状態です。狛犬とは犬と言われていますが犬ではありません。狛犬の狛というのは朝鮮半島の高麗を「コマ」と読んだという説もあります。「朝鮮半島から渡ってきた動物です」という意味でした。これは一つの俗説です。
朝鮮半島を伝わってきた動物ですが、どう見ても犬ではないです。
沖縄に行くと狛犬がたくさんあります。沖縄ではシーサーとして知られています。シーサーとは、もともと獅子のことです。漢字で書くと獅子であり、すなわちライオンなのです。
狛犬も実はライオンなのです。中国に行くと同じように神殿や王宮の前には必ずいるのです。中華街に行くとお店の両脇にライオンと思しき像があります。
それらは唐獅子とも呼ばれています。マーライオンは、シンガポールにありますが、ポールとは国の意味があり、シンとは獅子を意味しているのです。
インドにも同様に守る動物として獅子のようなものがあります。ペルシャにもあります。トルコにもあります。メソポタミアのヒッタイトにも当然獅子があるのです。
3. エジプトの壁画にはライオンが描かれていた
エジプトの壁画にもライオンが描かれています。ライオンが描かれて狛犬と同じように一対なのです。メソポタミア中東に来ると、いろんな動物を合体させるのです。獅子だけでなく顔が人間だったりと合体させて行きます。
スフィンクスとはもともとギリシャ語なのです。ギリシャ神話にも出てきます。ギリシャ神話の場合は人の顔、鷲の羽根、体が獅子なのです。
同じようにエジプトでは、大スフィンクスは一つしかありません。狛犬と同じだと考えたら、もう一体あってもいいと考えられます。実際エジプトのスフィンクスというのも、二体で一対なのです。壁画にスフィンクスが描かれているのは必ず二体一対で描かれています。
カルナック神殿に行くと獅子ではないですが、参道の両脇にたくさんいます。それぞれペアがあるのです。
4. カフラー王のピラミッド参道
ギザの前にある第一ピラミッド、第二ピラミッド、大三ピラミッドがありそれぞれクフ王、カフラー王、メンカウラ王のピラミッドがありますが、この中のカフラー王のピラミッドの参道にスフィンクスがあります。
第二ピラミッドから東を向いて、まっすぐ見たときのちょっと右側にずれてあるのです。ちょっとずれてスフィンクスがあるとなると、この参道の左側にも、もう一体スフィンクスがあったのではないか推測できます。
砂の中に埋まっているのかもしれませんが、その辺りを見るとちょっとマウンド(盛り上がり)になっているのです。昔ここに何かあったかのような痕跡があるようです。スフィンクスがいつできたのかも謎です。
5. スフィンクスは雨に侵食されていた
アメリカの地質学博士のロバート・ショック博士によりますと、スフィンクス像を見たときに像が侵食されていることに気がつきました。
これは雨による侵食であることを科学的に証明したのです。今のエジプトは砂漠です。雨によって侵食されるるほどの気候は、今から1万2千年以上前のことなのです。
6. 先史文明から存在していた
となると古代エジプト文明も発祥していないのです。先史文明である可能性があります。ひょっとしたらアトランティスの遺産なのではないのかとも考えられます。
眠れる予言者エドガーケーシーによりますと、スフィンクスの下には、未知の空間がありそこにアトランティスの記録が隠されているとも言われています。
調べて見るとスフィンクスの近くには空洞があるらしいのです。スフィンクス像があるところは、岩盤を彫り込んだ場所です。彫り込んだ場所の上にスフィンクスが置いてある状態です。見学時には、彫り込んだ場所から見てちょっと高い場所から見ることを想像して見てください。
それであれば、無くなったと思われる場所のマウンドあたりを彫り込んで見たらどうなのでしょうか。
そこにも地下空間があるかもしれません。そこでスフィンクスがいつ建造されて、アトランティスの秘密が解読できるのかもしれません。まさかそこにスフィンクスがあったという調査はまだしていないようです。
7. 最も遠い日本に伝来して残っている
エジプト、メソポタミア、インド、中国を経て最も遠い日本に狛犬としてスフィンクスがやってきました。ツタンカーメンの埋葬品には菊の御紋がああります。天皇家と同じ十六家紋の菊の門がエジプトにもあるのです。日本とエジプトの関係は、とても深いように思えてきました。
参考文献:YouTube、古代エジプト文明が解く日本神道の謎 MUTube(ムー チューブ) 2015年5月号 #1
URL<https://www.youtube.com/watch?v=qbd46ZgpwSE&t=601s>アクセス日:2019年3月24日
まとめ
狛犬は遠いエジプトから伝来した
狛犬は二体で一対である
エジプトのスフィンクスは狛犬と同様に二体あった
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