この記事の要約
「ムー大陸」はどこの海に存在していたのかは諸説あります。氷河期にあったと言われるスンダランドが「ムー大陸」だったのではないかと言う説があります。その大陸は、沖縄諸島にまでつながっていたようです。東南アジアには、かつてとても高度な文明が存在していました。
1. ムー大陸の発見
新説によるとムー大陸は、今から12,000年前、氷河期が終わる頃に太平洋に存在していましたが、一夜にして沈んでしまいました。一夜にして沈んだのは、アトランティス大陸も同じででした。
12,000年前に、大西洋にアトランティスがあり、太平洋にはムー大陸があったのです。このムー大陸説には色々あり、最初に唱えた書籍は、イギリス軍人のジェームズ・チャーチワードでした。イギリス領のインドに赴任した時に、古い寺の僧侶と親しくなりました。その僧侶から「実はこの寺には難解な文字が書かれた粘土板がある」と話を持ちかけられたのです。
この門外不出の粘土板カナーカル碑文には、世界中の元になっている古い文明の歴史が書かれていたのです。一緒に解読した結果、ムー大陸という存在が明らかになりました。
2. ムー大陸はチャーチワードのムー大陸
科学的に見て、巨大な大陸が太平洋に存在していたのかどうかは、地図を眺めるとミクロネシア、メラネシア、ポリネシアなどたくさんの島々があります。これらの島々はムー大陸が沈んだ後、残った大陸の一部にも思えます。またそれらの島々には、様々な文献が残っているような気がします。
海洋民は島と島を結ぶ明確な海図を持っていました。12,000前に巨大な大陸を形成していたのかどうか、彼らの口伝の中にはないのでしょうか。
3. 大陸が沈んでいるかの調査方法
実は、一発でわかってしまう調べ方があります。それは地殻です。岩盤のことです。地面の下にある岩盤、地質、プレート、硬い近くの部分は、大陸と海とでは全く違うのです。
ケイ素とアルミニュウムが入っているのが大陸性の地殻と判断できます。ケイ素とマグネシュウムが入っているのが海洋性の地殻と理解されています。
地球の表面上というのは、海洋性の地殻で覆われており、そのうえを大陸性の地殻が載っているといった状態です。太平洋の海底の地殻を調べれば海洋性なのか大陸性なのかがわかります。
大陸性の地殻ならば、大陸があったことになるのですが、調べたところなかったのです。海洋性だったわけです。全部海洋性の地殻でした。そのため、チャーチワードが語った巨大大陸はなかっただろうというのが現代の定説になっています。
実際に、大陸ほどの大きさではありませんが、大陸性の地殻が沈んでいるのがメキシコ近くで発見されています。それは、四国ぐらいの大きさで沈んでいるのです。
また、マダガスカル沖にも大陸性の地殻が沈んでいるのが発見されています。それらは、今は水底に沈んでいますが大陸の一部だったと判明しています。
4. 木村雅昭先生の説
木村先生は、チャーチワードの原書を読んで分析した結果、これは巨大な大陸のことではなくて、もっと小さい島諸列島のことではないかと仮説を立てました。
沖縄の琉球古陸、九州の奄美大島から、台湾に掛けて島同士が繋がっていました。今よりも大きな大きな島だったのではないかと言うのです。
沖縄近海の海底を調べてみますと、お城みたいなものがありました。それは、沖縄の南、日本最西端の島与那国島で、台北より南にあります。
与那国島の海底に巨石が見つかったのです。海底遺跡や石の段などが見えるのです。確かに自然のものではなく、かなり人工的な感じがします。
実際に見てみましたが水深30メートル、石切場とも言われていますが、実際人の手が加えられていることには間違いありません。いろんな先生の意見を聞いてみたところ、アカデミック的には、石切場との見解でした。
別な海域には結構出てきます。沖縄のロゼッタストーンは与那国ではなく沖縄本島からも出てきます。石板の表面に謎の文様でナーカル粘土板とは少し違う感じです。
年代的にどこまで遡るかは色々説があります。土の中から出て来たものではなく、15世紀のものではないかと言われています。これをムー大陸の文字だと木村先生は主張しています。
5. 東南アジアから南太平洋諸島の高度な文明
ジャワ島ですごい遺跡が発見されています。2万年以上前に、見た目がポンペイ島のナンマドール遺跡にそっくりなグヌンパダンというピラミッド遺跡が発見されています。注目されている東南アジアのグヌンパダンは、完全な正方垂です、
※ナンマドール(ナンマトル)は、ミクロネシア連邦のポンペイ州に残る人工島群の総称であり、考古遺跡の規模はオセアニア最大とさえ言われています。
2012年にかつて東南アジアには、高度な文明が存在していいました。世界的に注目されている大ピラミッドです。
東南アジアに大文明があったのかということですが、東南アジアの大きな川は一本に繋がって海底まで続いていたようです。水を減らすと氷河期には、50メートルは低くかなりの海域が大陸だったと言う説があります。
この大きな大陸がスンダランドと言われています。東南アジアには水没した陸地があり、原人の出土は東南アジアが一番多いところです。そのため人類は東南アジアで発祥したのではないかと言う説もあります。
さらに突き止めるならば、スンダランドで人類が発祥したのではとも言われています。水没したスンダランドが本当のムー大陸で沖縄のあたりまで続いていたのではないでしょうか。
縄文文化とスンダランドはムー文明と繋がっていたか、とても興味があります。
参考文献:YouTube、真説「ムー大陸」と日本超古代文明の謎 MUTube(ムー チューブ) 2015年12月号 #3
URL<https://www.youtube.com/watch?v=NwlYzVrPxUI>アクセス日:2018年7月7日
まとめ
ムー大陸を最初に唱えた書籍は、イギリス軍人のジェームズ・チャーチワード
ケイ素とアルミニュウムが入っているのが大陸性の地殻
チャーチワードの原書を読んで分析した結果もっと小さい島諸列島のことではないかと仮説
スンダランドで人類が発祥したのでは
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