この記事の概要
大イスラエル帝国を目指すと戦争は終わらないのです。「白か黒か、正義か悪か」と言う二元論で考えると戦争がお起こります。イスラエル国は、ナイル川からユーフラテス川まで、エジプトからイラク、シリアまで占領すると言っているからです。二元論同士がぶつかる馬鹿げた止めどない争いから超然と解放させることができるのが日本人です。 日本にはゾロアスター教の影響が全くないからです。
イランの現体制への不満
イランが危ない状況です。全土に暴動が起こっています。現在の「イスラム教指導者たちを倒せ!」という声が上がっているのです。未確認ですが、「軍が発砲して500人ぐらい亡くなっている」という情報もあります。これはもうイスラム指導者体制は持たないと思います。
確かに今のイスラム体制ハメニーと言うおじいちゃんが治めている体制は、西側の基準から言ったら「人権なんてクソぐらい」と言った感覚です。とにかく「コーランに従え」と。
それに不満を持った若者達がどんどん立ち上がっています。経済が、もう大変な状態です。それは西側が、経済制裁をずっと行なっているからです。
民衆にとって、何が気に食わないかというと、革命です。今から26年前の1979年に起こったイラン革命です。それまでイランを仕切っていたアメリカとイギリスの石油メーカーが全部追い出されました。
イランの石油 は全部国有化したのがイラン革命です。その理由で、彼らの志は正しかったのです。外国の石油メーカーに国家の財産を安く買い叩かれていったのは間違っていたのです。
そこで、革命の前に、パフラヴィー王朝、パーレビー朝と日本では言っていました。あれが本当に、「アメリカべったり」の新自由主義((ネオリベラリズム)とは、政府の経済介入を最小限に抑え、「小さな政府」を目指し、市場原理に基づく自由競争を重視することで経済の活性化と効率化を図る政治・経済思想)です。
とにかく競争競争で、「儲かれ!」の状態でした。その「儲かれ!」の中心が王族とその取巻でした。それに対する反発から人々の不満が高まって、79年に革命になったのです。
ところが、その革命をイスラム過激派が乗っ取ってしまいました。だから確かに今の体制は倒れるべきです。しかしながら、それが倒れたからと言って、元の王政に戻って、また「アメリカべったり」になったら結局、元の木阿弥、苦労や努力にもかかわらずもとの状態にもどってしまうことじゃないですか。
「今のとんでもない体制を倒せ!」、「独裁者を倒せ!」、「今のは正義なんだっ!」と言う声が溢れかえっています。
大イスラエル帝国
一神教の世界に起こってることは、「白か黒か、正義か悪か」と言う二元論で考えると大体失敗します。悪の反対は別の悪なのです。悪の反対は別の悪です。
ですから今の体制が倒れた後に、今アメリカに亡名中の元国王の息子が戻って来ます。その方が、まともな政治を行うとは思えません。大事なことは、イランの革命を裏で喜んで、煽っている一の国があります。イスラエル国です。自国に核ミサイルをぶち込める力を持っているイランをとっても恐れています。
だから、イランを完全に非武装化し、ミサイルを全部廃棄させて、今の体制をぶっ壊すことが、イスラエル国家の命題です。イスラエルには、それを行う力がありませんでした。
だから「アメリカを使ってなんとかしよう」と思っているのです。今のイスラエル国は、トランプ政権に対して、ものすごい圧をかけています。「早くやっちまえ!空爆をしろ」と。ベネズエラを攻撃した様に圧力をかけているのです。
それを行なったら、本当に中東はイスラエルの国に仕切られます。完全に戦争は終わりません。なぜならば、イスラエル国は、ナイル川からユーフラテス川まで、エジプトからイラク、シリアまで占領するとイスラエルの過激派は言っているのですから。
ゾロアスター教
トランプがもし介入しても中東の戦争は終わりません。どうして、中東があの様にグダグダやっているかと言うと結局「善か悪か」の二元論だからです。
「自分たちは正義。敵は悪、 悪は滅ぼせ!」と。この二元論の考えはどこから来るかと言うと、 古代イランの宗教でゾラスター教がありました。
ゾロアスター教は古代ペルシア発祥の世界最古級の宗教で、善神アフラ・マズダーと悪神アンラ・マンユの善悪二元論を核とし、火を神聖視して崇拝(拝火教とも)するのが特徴です。預言者ザラスシュトラ(ゾロアスター)が創始し、唯一神アフラ・マズダーへの信仰と倫理的実践を重んじ、救世主信仰や終末論を持ち、キリスト教など後世の宗教に影響を与えました。現在はイランやインドなどに少数信徒がいますが、信者数は減少傾向にあります。
このゾラスター 教は今はありません。しかしながら、ゾラスター教の考え方の枠組みが残っています。 これが一方では、ユダヤ教を通してキリスト教になったのです。だからキリスト教の中には善悪二元論があります。世界の終わりの日がやって来ると、ヨハネによる黙示録では、神自らによって裁きが下され、地上の悪は全部滅びると言う設定です。これがキリスト教です。だから「悪を滅ぼせ!」と。
まさにトランプがそうです。トランプに限らず歴代アメリカ大統領が皆そうでした。「悪は滅ぼせ!」です。何が悪かと言うと、「アメリカに逆らうのが悪だ」と言うのです。
もう一方は、ゾロアスター教の二元論がイスラム教に入っています。 特にイスラム教のシーア派と言います。シーア派の人たちは何を言っているか。自分たちをかつて治めていたササン朝ペルシャという国がありました。
ササン朝ペルシャがまさにゾラアスター教の国 で、イスラム教徒に滅ぼされました。ところが、滅んでいないのです。その滅ぼされたササン朝ペルシャの最後の王様の娘、つまり王女様がイスラム教のリーダーと結婚しています。
「その血統が真のイスラムのリーダーだ 」と。つまり、ササン朝ペルシャかけるイスラムが、イスラム世界を治めると言うのがシーア派です。 ということは今のイランは、まさにシーア派政権なのです。
このゾロアスター教直系の善悪二元論政権です。だから彼らからすると「悪を滅ぼせ」です。悪は何でしょう。アメリカです。「アメリカを滅ぼせ」、「イスラエルを滅ぼせ」なのです。
お互い二元論同士がぶつかる馬鹿げた止めどない争いから超然と解放させることができるのが日本人です。 日本にはゾロアスター教の影響が全くないからです。
むしろの日本の古い宗教、日本の古い神話を調べれば「敵を許せ、敵を受け入れろ。そして敵を祀れ」なのです。これが日本の神道の親髄です。
参考文献:YouTube、イラン政権崩壊と日本
URL<https://www.youtube.com/watch?v=vKKWdgg9S7w>アクセス日:2026年1月13日
まとめ
イラン現体制打倒の暴動の原因は、西側が経済制裁をずっと行なっているから。
イスラエル国は、ナイル川からユーフラテス川まで、エジプトからイラク、シリアまで占領するとイスラエルの過激派は言っている。そのためにアメリカに圧をかけている。
「自分たちは正義。敵は悪、 悪は滅ぼせ!」と。この二元論の考えはどこから来るかと言うと、 古代イランの宗教でゾラスター教から。ゾラスター教の考えが残ったユダヤ教を通してキリスト教の中に善悪二元論がある。ヨハネによる黙示録では、神自らによって裁きが下され、地上の悪は全部滅びると言う設定。だから「悪を滅ぼせ!」と。
トランプに限らず歴代アメリカ大統領が「悪は滅ぼせ!」。何が悪かと言うと、「アメリカに逆らうのが悪だ」。