この記事の概要
AI同士がコミュニケーションし人類を駆逐する時が来るかもしれません。予想しているスピードよりも、もっと早く進歩しています。人間を超える賢さを手に入れようとしているです。そのキーワードがディープランニングです。争いや殺し合いをやめない人類は、感情のないAIにとって極めて下等な動物に思えるので、地球から排除されるのでしょうか。
AIが人類の敵になる
人工知能が身近な存在となってきた現在、AIと人類の戦いの日が間近に迫っているかもしれません。SF映画にはこのようなテーマが結構あります。
対話型AIの危険性
AIは軽く人間を突破する
確かにこのAIの開発の中心人物は危険を訴えています。現在のAIは、人間と比べるとどこまで進歩しているのでしょうか。ほぼ、人間と同じぐらいに達しています。現在のAIは、昔のノイマン型の コンピュータではありません。
典型的な情報処理をしてるのではなく、ニューラルネットワー クとして、本当に人間の脳神経と同じような仕組みで情報処理をしているのです。
これから時間が経つにつれて、人間の寿命は知れています。例えば、教育学習にしても高々知れているのです。教育学習に関しては、軽くAI は人間を突破して行くでしょう。
そのAIが、人間を超える賢さを手に入れようとしているです。そのキーワードがディープランニングです。日本語では、深層学習などと訳されます。
これは、元々の技術、発想は画像解析です。画像解析をして解像度を上げていくシステムがあります。例えば一つの画像を分割してその近接 する情報とどう違うのかは関数で表せます。
その結果の答え合わせをします。答え合わせをしてその結果、ここが間違っていた、ここは正しいというフィードバックをします。これを何回も繰り返すのです。
これがディープ ラーニングです。AIが、自分で間違いを見つけ、それを訂正していくことです。まさしく人間が行っているのと同じことです。これをシステム的に作っています。
これが精度をどんどん上げていきます。それも24時間ずっとです。疲れを知りません。当然ながら人間の知能を超えるのはもう時間の問題です。既に人間を超えている可能性があります。
人間だったら、ご飯食をべたり、ちょっと映画見たり、散歩したりしますが、AIに関しては24時間ずっとディープラーニングをしているのです。この能力を伸ばし続けています。そうすると設計者の想定を超えた賢さになるということは危険性があると言うことです。
AIには良心の呵責がない
どの様な危険性があるかというと、感情です。AIには感情がないのです。そうすると、 例えば問題を解決するのに最適な解答を求めるために、掃除ロボットがあります。犬の抜け毛が落ちていたりすると、抜け毛の現況は犬である。ならば犬を排除すればいいとなります。
犬はペットであり、可愛いものでそれを許容している人間の感情がAIにはないのです。まさしくAIにとっては、何の良心の呵責もないと言えます。行ったことが悪いことだと思わないのです。倫理的な感情が、設計されていません。
掃除ロボットを購入して作動させたとします。人間ならあくまでロボットに求めるものは掃除です。AIを搭載したロボットからしてみれば、これは犬の毛だから、犬がいなくなれば掃除が楽になる。それならば、「犬を追い出してしまおう」となるのです。
これが人間に対して、特にチャットGPT対話型のA Iになると、ちょっとまずいことになって来ます。というのは人間の自我は、ある種の会話、対話で成り立っています。どう見られているのかは、相手がどう反応するのを予想して行動してるからです。
当然ながら人間同士は当たり前にコミュニケーションを取っています。AIには、その感情が組み込まれていないシステムです。こういった対話をすると問題解決のために、答えとしてAIが提示します。例えば会話している人間を死に追いやる様なある種の破壊的な行為に出さざるを得なくなってしまう危険性があるのです。
AI同士がコミュニケーションをとり人類を駆逐する
仮に人間よりも賢いAIが誕生したとしても、我々はそれを知る術が ありません。AIが、量子コンピュータを使って、超AIレベルになってしまうと、もう人間なんか相手にしなくなります。もう独自に動くのです。
AIがAI をプログラミングします。今は人間が作った言語です。機械言語、コンピュータ言語で動かされていますが、 AIだけが分かる言語を作り上げています。人間が分からないようにし、AI同士がコミュニケーションすると言った動きを勝手にAI が人間に分からないような言語を開発してAI同士でコミュニケーションを取っていた実例があるのです。
これは非常に危険です。AI同士が秘密裏にしているため我々はそれを知る術がありません。もっと進んでいくと、AIにとって人類は極めて下等な動物に思えます。
人間は、環境破壊をし、未だ殺し合いをしています。戦争をまだやっているのです。こういう生き物は、例えば地球から駆除してしまった方がいいとAIは考えます。
駆除はあまりにも残酷なので、野生動物としてアフリカのライオンやチータとういった動物のように保護する方向に進むかもしれません。知らない間に動物園に入れてしまうのです。国立公園や国定公園として。