霊能力の「幻視」の謎は左目にあった

霊能力の「幻視」の謎は左目にあった

この記事の概要

霊能力の「幻視」の謎は左目にあったのです。幻覚を見る多くの人は左目の視力が悪かったり、左目が悪いという人たちです。ヨーロッパでは森の妖精が見えたり普通に存在しないものが見えるのです。左目を損傷すると「幻視」を見ます。なぜ左目かというと左目の機能は右の脳に伝わります。右の脳は映像を司る脳で、左目が見えない状態では、左目あたりに映像が映るからです。


幻視という超能力

西風先生は超能力研究科として有名です。西風と書いて「ならい」と読みます。西風隆介先生の小説、神の系譜は特に有名ですが、埼玉古墳は北斗七星の配置になっているところから、古代史の謎を解き明かした記事があります。

ゆうむ はじめは、日本のオカルト評論家、謎本ライター、小説家。西風隆介名義で小説も執筆している。

ウキペディア:最終更新 2020年6月27日 (土) 16:33

昔は平仮名の「ゆうむはじめ」のペンネームで活動されており、その時に、霊能力・超能力に関する本を出版されました。西風さんによりますと、超能力で有名だった宜保愛子さんは「確かに霊は見えている」とのことでした。少なくとも本人の中では、映像として認識をしているようでした。

宜保 愛子は、日本の女性作家。タレントとしても活動していた。神奈川県横浜市生まれ。 1980年代にテレビで稀代の霊能者として取り上げられたことで一躍注目を浴びた。著書も多数出版され、ベストセラーも多数存在した。霊能力があるとして多数の信望者を生み人気を集めた一方、その能力についての真贋(しんがん:本物とにせ物)論争も話題となった。

ウキペディア:最終更新 2021年8月19日 (木) 19:21

その根拠になっているのが、「幻視」なのです。ありもしないことが見えることに違いがないのですが、見え方には特徴があります。


シャルル・ボネ症候群

それはある種の障害から起きることです。病気ではなく障害としてシャルル・ボネ症候群というものです。

シャルル・ボネ症候群(シャルル・ボネしょうこうぐん、Charles Bonnet syndrome, CBS)または解放性幻視(かいほうせいげんし、visual release hallucinations)とは、心理物理学的な視覚障害の一種であり、著しい視力低下をした人が経験する複雑幻視である。

1760年にシャルル・ボネによって初めて記録され、シャルル・ボネ症候群という用語は、1982年に初めて英語圏の精神医学に導入された。視覚入力がない場合に起こる関連するタイプの幻視として、閉眼幻視(英語版)がある。

ウキペディア:最終更新 2021年1月19日 (火) 13:28

18世紀、スイスの科学者のシャルル・ボネが発見しました。博物学者ですがいわゆる物理学者とは違います。基本的にはいろんなものを観察する学者です。特に小さいものです。いろいろなものを分析する博物学者ですが、虫や植物を見るには顕微鏡が必要です。今は性能が良くて、非常に良い顕微鏡があります。

昔の顕微鏡は、光を下から当てないとうまく見えませんでした。当時は、四六時中顕微鏡で見ていました。顕微鏡で見ている目は左目です。左利きの人は違うと思いますが、左眼で顕微鏡を見て、右目でスケッチします。18世紀ですから今のようにカメラなどがありませんでした。

昼間はいいのですが、夜は当時、電気がありませんので、蝋燭を立てて行います。暗がりでコンを詰めて行うと目には良くありません。次第に視力が弱ってきます。

メガネをかけても見えないくらいにぼやけて見えます。視力が落ちてきた時にテーブルをフッと見ると、花瓶の花が見えるのです。置いた覚えがないのに目をパチパチさせて、「気のせいか、疲れているからな」と思います。

また研究していると猫がいます。「ニャー」と声をかけるといなくなります。それが続きます。その当時は18世紀、アメリカという国がなかった時代です。幻覚のような知識がないので、これは悪魔の仕業だと思いました。

悪魔に取り憑かれるほど悪いこともしていないし、ちゃんとお祈りも捧げて教会にも行っているし、「おかしいな」と思いました。冷静に分析していくと、どうも原因は左目にあることに気づくのでした。

同じような症例を聞いていくと、あることにつき当たりました。左目の視力が悪かったり、左目が悪いという人は、ヨーロッパでは森の妖精が見えるとか、普通に存在しないものが見えるのです。

これは脳の機能の障害ではないのか。その論文を書きました。左目の視力低下や損傷をしてしまうとこのような症状が現れる研究論文です。これが今日でいうところのシャルル・ボネ症候群なのです。


左目と超能力との関係

「これと超能力とは関係があるのではないのか」ということに気がついたのは西風先生でした。

同じような職業病で鍛冶屋さんがいます。ブラックスミスです。鍛冶屋さんは、ズット火を見ています。炉の中がどのくらいの温度になったかを見ます。

色で判断します。やっぱり左目を悪くします。刀鍛冶の左目を損傷した人は、霊能力が芽生えてきます。日本神話の神様もギリシャ神話の神様もそうですが、一つ目、片目なのです。特殊な能力を発揮します。

火を見ている人を火男と言います。それが、ひょっとこに変化しました。ひょっとこの口が尖っているのは吹子です。火を送るのと必ず、左目が塞ぎ気味になっているところに特徴があります。鬼滅の刃に登場する刀鍛冶たちは皆、ひょっとこのお面をかけているのは、この由来だったのですね。

左目を損傷すると「幻視」を見ます。例外はありますが、ほとんどが左目です。なぜ左目かというと左目の機能は右の脳に伝わります。右の脳は映像を司る脳で、左目が見えない状態では、ここ、左目あたりに映像が映ります。宜保さんの場合もほとんど左目が見えませんでした。

彼女は、子供の頃に火鉢が目に刺さった事故を起こしてしまったのが原因です。それによって視力が極端に悪いのです。宜保さんの場合は、相手を見ていると左目あたりに映像が出てきて、おじいちゃんの姿が現れて、「おじいちゃんあなたのことをすごく心配しているのよ」といった会話になります。

宜保さん自体はESPカードを裏返しても全く当たりません。その能力は透視ではないからです。相手の人の記憶を覚えているか別にして、その人が知っているまたは持っている記憶以上は見ることができません。

ひょっとしたら宜保さんは相手の人の脳をスキャンして、映像という形で脳にダウンロードして見て、フィードバックしていたのかもしれません。

相手の脳の中を読み取るのは超能力の一つです。脳の中が見えるという意味で過程すると一連の現象が説明できます。少なくとも左目の現象が見えることが納得ができます。

事故や生まれ持って左目の視力が極端に低い人は、見える系の霊能力者には多いようです。取材などでも左目の視力が極端に悪い人が多いと言われています。

シャルル・ボネ症候群は霊視に関しての手がかりになります。さらに進むとその人の記憶以外の情報までも読み取れるようになっていくそうです。


参考文献:ユーチューブ、霊能力の謎を解く「幻視」の秘密 MUTube(ムー チューブ) 2021年12月号 #6

<https://www.youtube.com/watch?v=QJG4kEMw3fo>アクセス日:2022年1月7日


まとめ

事故や生まれ持って左目の視力が極端に低い人は、見える系の霊能力者には多い。


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