神の遺伝子を受け継ぐ日本人

日本人のルーツは中国であり、日本に渡来してきた時に稲作も伝えたという話です。アメリカやイギリス、オーストラリアなどの多民族国家の人々は、特にこの自分のルーツについて私たちにはないような感覚を持っている。

自分が何者で祖先はどこで生まれて何をしていた人物なのか。そのルーツは自分自身のアイデンティティにも大きく影響するためないがしろにはできないものなのである。

最近の化学は進歩し、DNA を調べることによて、容易に自分のルーツを知ることができるようになりました。しかし、その範囲も数百年レベルの起源です。本当の自分のルーツを知ることはまだまだ困難です。

自分のルーツを限りなくまでさかのぼるということは、人類の起源にたどり着くということです。人類のルーツはその規模が数百年か数千年、数万年かそれ以上であればルーツの概念が変わることとなります。

そう考えると世界に謎や不思議は多くあるのです。自分自身は最も謎な存在であることに気付かされます。

宇宙人介入説

アカデミックの世界でも人類の起源は不明とされています。人類の祖先が誕生したとされるのは、20万年前とされています。この定説が確実であると証明することは困難です。

現代の人類は、ホモ・サピエンスです。この同じ種族ではない知的生命である人間が、もっと以前から地球上にいたと考えることもできます。

人類起源に宇宙人が介入した「宇宙人介入説」があります。それは、45万年前に惑星ニビルから宇宙人アヌンナキが地球に降り立ち金採掘の労働力のために人類を創造したという話は有名です。

これが単なる作り話と思われていますが、そうであれば、その内容の至る所に矛盾点が見つかるはずです。ところが、いろんな情報とのリンクが見つかり不思議と納得がいく結果となります。それはアヌンナキが地上に降り立ったという話はゼカリアシッチンが解読したとされます。

アヌンナキについては、シュメールの粘土板の記述が元になっています。それは、シュメール人とアヌンナキの関連性を示します。アヌンナキが、最初に地上に降り立ち人類を創造した地は日本ではないのかと思われています。

これが意味するのは、それは日本が人類誕生の地であるに違いありません。日本には古くから自然信仰があります。その中で、三角錐の山を神として祀っていましたが、それが世界中に広がり、ピラミッド文化へと進化していったという伝説もあります。

なので古代エジプトの太陽神ラーの進行も古代日本から伝わったものでオリジナルは天照大神なのだとも考えられているさらにはヘブライ語と日本語が酷似していることユダヤと日本には文化的な類似性が見られることなどがありそれらは以前から指摘され日ユ同祖論とも言われている。

しかしそれは人類史から見れば新しい時代のものでありさらに時代がさかのぼると超古代の日本から様々な文化が世界中に広まりそれらが約2000年ほど前に日本に逆輸入されたと考えられるそもそも世界最古のシュメールでは約8,000年前に栄えたとされるが日本の縄文人たちは1万6000年前から文化的な暮らしをしていたともいわれる。

あのエジプトのピラミッドですらだ4,000年前に建造されたと言われていたのに近年ではグラハムハンコック氏の見解で1万2千年前のものだとする説が有力視されるようになった。

そのため、考古学者が証明したからといって、それが唯一真実だとは限りません。真実が他にある可能性も十分にあり得るのです。

日本人の遺伝子

人類の先祖と考えられている縄文人のゲノムが、国立科学博物館や山梨大学などの研究グループによって解析されています。それによると現代の日本人である縄文人の遺伝情報が、約10%ほど受け継いでいるのだそうです。

一般的に日本人の起源は東南アジアや北東アジアなどと考えられています。本当のところは、詳細は不明です。約1万8,000年前から3万8,000年前に中国大陸に住む現在の漢民族との共通祖先から分岐したとの推定にとどまっているに過ぎません。

ミトコンドリアDNAは母型から受け継ぐので、自分の母親のまた母親、そのまた母親と何十代前の母親は、どこにいたのが出てきます。ほとんどの人の場合は、南中国にあたります。これは揺るがない事実です。九州から瀬戸内、近畿地方に入って来て、弥生人が入って来ます。

特にこの縄文人の遺伝情報を強く受け継いでいると言われているのは、北海道に住むアイヌ民族とも言われていますが、日本人のオリジナルに近いはずの彼らの文化がほとんど残されていません。

その理由は、最近の研究では、鎌倉時代に、アイヌ民族は、樺太から渡ってきた人々です。縄文人と思われる人々が多く済む地域は、北関東から東方、南九州です。

現在の学説では、地球における人類の起源がアフリカであり最初の人類の名はルーシーと名付けられています。

移動手段を持たないオリジナルの人類がどのように世界中に広がっていったのでしょうか。その疑問を解明したのは、ミトコンドリアDNAにより系統分析で証明されたのです。

DNAハプログループD

それは学問的には、日本人のルーツの概念が身近になりました。Y染色体ハプロタイプの研究では、中東と地中海沿岸に多く見られるD系統が日本人の中に多く存在することが明らかになっています。

この地域で注目したいのは、17世紀である1690年から1693年の江戸時代に長崎の出島に滞在したドイツ人医師ケンペルが「最も尊く最も古い家系の人々や大名、高官などの人々は、一般に才力が敏捷で、容姿は他の者よりも美しく、威厳があり、鼻も少し高くて、ヨーロッパ人に似ている」と著しています。

日本人は、現在のように混血が進む前は、非常にヨーロッパ的な顔をしており白人種に近かったようです。それは何を意味しているかというと、日本にはタルタリヤ人がいたということです。戦前はヨーロッパ的な建物が多く存在していましたが、大火と呼ばれる（実は戦争）ことや空襲で多く失ってしまい、タルタリヤ的な文化や人種が歴史から消されているということです。

ハプログループとはミトコンドリア遺伝子の多型の組み合わせをいくつかのグループにまとめたものです。DNAのハプログループを調べることで自分のルーツを知ることができると言われています。

ハプログループDは、日本人の平均で最も頻度が多いものになります。およそ人口の60％を占めると言われていますが、隣国である中国や朝鮮半島の人々の中にはほとんど確認することができません。

現在このD系統は、世界的に見ると極めてまれな系統となのです。日本人以外では、チベットや一部の台湾原住民の人々にのみにしか確認できていません。

つまりこれは一般的に日本人のルーツは中国大陸だと推定されてきましたが、最新の研究では染色体レベルでは、日本人と中国・朝鮮半島の人々との類似性は低いことが示されています。

日本人が属するハプログルーDは、今から約5万年前のアフリカにおいてハプログループDから分岐し、沿海ルートを通ってアジアへ向かったと考えられています。

このハプログループDは日本列島、南西諸島やチベット高原のほかには、アジアの極めて限られた地域でしか見つかっていません。地球上でハプログループDが、人口比に対して高い頻度で見つかるのは、日本、チベット、ヤオ族（中国湖南省から雲南省、東南アジア北部の主に山地に広く住む少数民族）、グアム島だけとなっています。

これらの民族で共通する点は、特殊な遺伝子ハプログループDを有する日本人などの限られた地域の人々は、世界一長寿だということです。

アヌンナキたちの寿命は数1,000年から1万年もあったと言われています。1,000年程度であれば、旧約聖書のアダムから始まる人々もそれに近い年齢でした。

シュメールの王たちも在位期間も数千年から数十万年であったとする謎の技術も発見されています。この「長寿」という鍵の言葉は単純なものではないことが理解できます。

人類のオリジナルがアヌンナキの遺伝子から創られたという混血種だったとすると、その寿命は人類から見ればかなり長いはずです。長年に渡る他市の民族の混血により長寿の機能は失われ、現在のような100年余の寿命になった可能性があります。

ハプログループDの遺伝子の持つ本当の意味を知ることで人類史は大きく変わるでしょう。「日本人は神の遺伝子を受け継いだ」と考えると多くの点で日本人が世界の中で秀でていることが理解できます。