史上最大規模の洪水と特別警報

史上最大規模の洪水と特別警報

  • 2020年7月6日
  • 2020年7月19日
  • 社会

この記事の概要

史上最大規模の洪水と特別警報が三峡ダム周辺流域では発令されています。2020年は大転換の年です。コロナウイルスだけではなく、大洪水、蝗害、火山の噴火、大地震が予測され食糧危機が迫っています。これは中国だけの問題ではなく日本の九州にも既に大雨特別警報が出され、災害に準備しなければならなくなってきました。


連日の豪雨に三峡ダムが耐えられるか

最近中国南部は連日の豪雨に遭い、大規模で深刻な水害が発生ししています。四川省重慶市から長江の中流・下流地域、広東省、江西省、貴州省などの地域はまるで水の郷のようです。
重慶当局は6月22日重慶市のキ江の一部地域で「史上最大規模の洪水」と特別警報を発令しました当日、重慶は1940年以来、「最悪の洪水」に見舞われ、水が10メートル以上に上昇して街道、家屋、橋が冠水し4万人が緊急避難しました。
CCTVによりますと、長江の中流・下流地域に、22日から25日にかけて、最大の降雨量になります。これから数日の間にかけ、洪水災害が発生する可能性が、非常に高くなります。
最も懸念されるのは長江の上流にある三峡ダムが、この史上最大規模の洪水の衝撃に耐えられるのかどうかです。そして長江の中流・下流地域の安全を守れるかも懸念されています。
ドイツ在住の中国の水利専門家、王維洛氏は、海外メディアに、「ダムは洪水防止には、全く役立にたない」と語り、三峡下流の住民に避難ルートを確認し非常用袋を用意するよう呼びかけています。
報道によりますと、三峡地域の水位は絶えず上昇し、すでにダムの警戒水位を2m 上回っていまます。ダムは、既に非常に強い洪水の圧力を受けています。
王維洛氏は三峡ダムプロジェクトの品質が良くなかったことを明らかにし、当初ダム品質検査を担当した専門家は、建設スピードを重視し、工期を短縮したために品質に問題があることを認めました。
王維洛氏氏は、三峡ダムは、洪水を防げないだけでなく、洪水でダム決壊の場合、上海の長江河口まで水が押し寄せ、沿岸地域に深刻な被害をもたらす可能性が高いと警告しました。
中国の教育と北京大学教授が、チャットグループで四川大学の卒業生の多くが、ダムで働いているが、彼らがもう何をすれば良いか分からなくなったと投稿しました。
ダムを爆破しようとしても爆破方法が分からず、解体しようとしても、どうすればいいのか分かりません。またメンテナンスする手段もない状態で、非常に危機的です。毎日が恐怖に包まれています。

三峡ダムの耐久能力が二転三転している

実は2003年に、三峡ダムが稼働を始めた時には、「ダムは極めて強固であり万年に一度の洪水にも耐えられる」とメデイアでは、宣伝しました。しかし2007年になると、「ダムが千年に一度の洪水を防げられる」とダムの強度への信頼性が下がりました。
2008年には、100年に一度の洪水に耐えられると表現を変えるようになったのです。2010年には、当局は三峡ダムに頼ってはいけないと開き直りました。
当局は、三峡ダムの洪水・防御能力について、表現方法を変えて、評価を徐々に下げています。中国共産党の当局者が、ダム品質の悪さを知っていますが、誰も真実を話したくないし、誰もが責任を背負いたくないのです。
王維洛氏は、「当初多くの優秀な科学者が、三峡ダムの実現可能性報告書に署名することを拒否した。しかし、その後、彼らの多くは不当な扱いを受けた。署名した人はさほどの能力がなくても昇進を果たした」と述べました。

食糧危機が迫っている

三峡ダムが決壊した場合、これは単純な天災ではなく、中国共産党の体制によって起こされた人災と考えられます。中国南部の洪水によって、今年下半期に中国は、深刻な食糧不足に陥る可能性が出てきました
長江の中流・下流平野は、中国の有名な米どころです。昔は、「湖広が豊作になれば天下の食料が足りる」と言われたほどでした。
特に湖北省、湖南省、安徽省、江西省、江蘇省の5つの省は、中国の重要な穀物産地です。穀物生産量は、国全体の約24%を占めています。しかし今年前半は、武漢ウイルスの影響で、春作はすでに遅れ、夏に入ってまた大洪水に見舞われ農作物の損失は計り知れない状況です。
また東北地区と雲南省の食料生産地は今年は異常の寒冷気候に見舞われ5月になっても、雪やひょうが降り、穀物の成長に深刻な被害をもたらしました。
さらに3月から中国各地では、イナゴの被害を受け、穀物を食い荒らしています。東北の吉林省や黒竜江省にもイナゴの大群が相次いで出現しました。もしイナゴが東北部の3省に広がった場合、中国はさらに20%の食料を減産する可能性が出てきました。
その他にアフリカからやってきた砂漠飛びバッタの大群は、すでに南アジアに入り、中国に迫ってきます。洪水、バッタ、害虫、異常気象は、今年の中国の穀物生産に深刻な影響を与え、今年の第3四半期以降の食料供給は、不足する可能性が非常に高まっています。

新たな脅威である火山

火山は、新たな脅威となっています。中国当局の調査によりますと、黒竜江省の「五大連池火山地域」で休眠状態の火山が復活し現在、充電中の状態にあるとのことです。
中国地質調査局と中国科学技術大学の調査によると「五大連池火山地域」の尾山火山の最後の噴火は50万年前でした。最近は、火山の下のマグマが活発になり、現在少なくとも15%の融解レベルに達しています。それが、40%に達したら噴火すると予想されています。
「地水火風蝗糧劫」という詩があります。洪水火山強風暴雨蝗害食糧不足は、今次々と現れてくるようです。大地震は、まだ起こっていませんが、最近中国各地で大量な魚が水面から飛び出している現象が現れています。
魚たちは何を感じたのかは分かりませんが、この光景を目撃した人々は驚いて言います。特に雲南省大理では 、エルハイ湖の魚が水面から飛び出しただけでなく、大量の猿が集団で下山しました。動物界の不思議な行動が大地震の予兆ではないかと多くの人は心配しています。

参考文献:YouTube:大紀元 エポックタイムズ・ジャパン

80年最大の水害 中国の食糧供給警報を鳴らす

URL<https://www.youtube.com/watch?v=9evW3yePbL8&t=21s>アクセス日2020年7月6日


まとめ

「史上最大規模の洪水」と特別警報を発令。

ダムの強度が建設された当時は万年に一度の災害に耐えられるようだったが、現在はダムに頼ってはならないと変わってしまった。

洪水以外に蝗害が発生し食糧危機が迫っている。

火山の噴火が予測され大地震も起こる可能性がある。


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