この記事の概要
ツチノコが目撃されていた形で発見されたのです。その場所は千種町です。生きた状態で発見されました。今までエントリーされてきた「ツチノコ」ではグランプリに値する信憑性の高い「ツチノコ」です。
ユーマとは
日本ではUMA (ユーマ)とも呼ばれますが、これは日本人による造語です。 英語ではCryptid (クリプティッド)と呼ばれています。これを研究する学問はCryptozoology(隠棲動物学:いんせいどうぶつがく)と呼ばれます。
この学問は、オカルトに分類されることもあります。 未確認動物は世界中で目撃例があり、それらが家畜や人間を襲ったとされる事件も報告されています。
ツチノコに似た生き物
日本を代表するユーマは、「ツチノコ」です。今まで確認できたのは、ちょっと太ったマムシとか、何かを飲み込んだヤマカガシとか、ちょっと短いハブとか、スズメガの幼虫のようなものでした。
どう見ても「ナマズでしょう?」のというものありました。もっと酷いものは「ヒル」を「ツチノコ」として見せていた例もあったほどです。
ツチノコが目撃される場所
兵庫県の山の方には千種町があります。ここは昔から「ツチノコ」が目撃される有名な場所でした。
村起こしの一環で懸賞金3億円もかけられたこともありました。現在は財政難でその懸賞金も無くなったようです。
村起こしをしてから40年間「ツチノコ」が現れなかったので、人々は懐疑的になっています。
ところが、最近「ツチノコ」のようなものが見つかったのです。それは、ミイラとして形を残しています。発見された「ツチノコ」のミイラは、実際に見てもこれは本物に違いないと言えるほどのものでした。
つくり物ではなく実際に生物であることがわかりました。写真を見ると今まで噂にされていた形そのままの「ツチノコ」なのです。
発見した場所は千種町の山の中でした。2001年の2月の冬、近くの道端の崖が土砂崩れになりました。
そこの土の中から首をほっともたげているのが見えたのです。通りかかったら、頭が出ていたのです。冬眠していたのですが、土砂崩れによって出てきてしまったのでしょう。
爬虫類は変温動物なので、気温が低いと動けなくなります。フラフラしているところを、たまたま持っていたロープで首をギュッとしめて抜いたところ、スポット抜けたようでした。それをスーパーのレジ袋に入れて、家に持ち帰りました。
「ツチノコ」は毒を持っているかもしれない謎の生き物ですから危険です。見つけた生き物は「ツチノコ」かどうか分かりませんが、変な生き物であることを感じました。
袋の中に入れて家に持ち帰って、ちょっと目を離した隙に逃げ出したそうです。よく探したところ、窓に張り付いていました。この状況で見たところ、ジャンプしたようなのです。
ツチノコの動き方
「ツチノコ」はジャンプすることで有名です。蛇は左右に蛇行しながら動きますが、「ツチノコ」は、シャクトリムシのような動きで直進します。
このシャクトリ系の動きも有名で、昔お菓子のおまけのおもちゃに「ツチノコ」がついていた時がありました
その「ツチノコ」のおもちゃは、シャクトリ系の動きをしていたのですから、昔から目撃されていたようです。
「ツチノコ」の特徴は、「直進」して「飛ぶ」そして「毒」があることです。
この発見された「ツチノコ」は、窓に張り付いた時は生きていたのですが、そのまま生きが絶えて即身成仏されたとのことです。
冬眠中の2月でしたから、栄養もほぼ使い切った状態だったのかもしれません。蛇はヌルヌルとかベタベタしません。ひんやり感はありますが。蛇という生き物の肉の味は、縞蛇は大変美味とされていますが、マムシはとても臭いようです。
ツチノコとしての鑑定の難しさ
見つけた物が「ツチノコ」かどうか鑑定してもらうことにしました。そこで、生物学の先生に見てもらいました。
その先生の見解では、確かにこれは日本にはいない種類であることがわかりました。
鑑定書を依頼したところ、突然変異の可能性もあるので新種としての鑑定は大変難しいのです。それ以前にこれが「ツチノコ」だと証明するための鑑定書に「ツチノコ」と書くことはできなかったようでした。
専門家の判断によると、確かに見たことのない既存の生物とは違うことは分かりました。
第一印象は、「ツチノコ」と間違えられる青舌トカゲかなと思われました。青舌トカゲが日本に輸入されるようになってから1070年代から、ツチノコの目撃が急激に増え始めました。
「ツチノコ」の正体は青舌トカゲだと断定してしまうテレビ局もありました。
「ツチノコ」の裏、すなわち腹ですが爬虫類学者や蛇を見慣れた人は「あれ」と思うはずなのです。
蛇の腹と書いて蛇腹と読みます。筋の線の蛇腹が、この「ツチノコ」にはないのです。
これはトカゲの特徴です。トカゲの手足を切って「ツチノコ」に似せたかもしれませんが、肉眼で徹底的に確認したところ、手足を切除した痕跡はありませんでした。
その意味で、この現時点で限りなく「ツチノコ」に近いのです。今までエントリーされてきた「ツチノコ」ではグランプリに値する信憑性の高い「ツチノコ」です。
2001年に発見てから今日まで公表しなかったのはなぜでしょうか。それまで少しずつ公表していたのですが、既存のメディアの報道の仕方に「がっかりした」こともあったようです。
蛇の中にもいろいろあり、地表に出てこない蛇はたくさんあります。人目に触れない蛇は予想以上にたくさん存在しているようです。「ツチノコ」もズーッと土の中にいるから「ツチノコ」と呼ばれているかもしれません。
参考文献:YouTube:世紀の大発見!!ツチノコのミイラ MUTube(ムー チューブ) 2020年2月号 #2
URL<https://www.youtube.com/watch?v=O6ICcGGE_vA>アクセス日:2020年2月2日
まとめ
ユーマとは日本人による造語
ツチノコが目撃される場所は兵庫県の千種町
ツチノコはシャクトリムシのような動きで直進
ツチノコとして鑑定してもらうのは難しい