ジョコビッチがワクチン接種を拒否し自由を守

ノバク・ジョコビッチ選手

ジョコビッチは、今や世界プロテニス界のトップ・プレイヤーです。ビッグ4と言われる1人の中でも特にトップの実力者です。この方はセルビア人です。

ノバク・ジョコビッチは、セルビア・ベオグラード出身の男子プロテニス選手。ATPランキング自己最高位はシングルス1位、ダブルス114位。ATPツアーでシングルス90勝、ダブルス1勝。身長188cm、体重77kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。愛称はノール。BIG4の1人。

『フリー百科事典　ウィキペディア日本語版』最終更新 2022年10月21日 (金) 07:26 での最新版を取得。

2022年1月オーストラリアでの全豪オープンの大会に出場が決まっていました。出場するためにはオーストラリアに入国するためには、ビザが必要です。

ワクチン未接種を貫き通す

彼はビザを取得してオーストラリアに行きました。そうしたところ後になって、そのビザが取り消しになり出場できなくなったのです。これが、結構大問題になりました。なぜ取り消しになったかというと、オーストラリア政府の担当大臣の判断でジョコビッチ選手がワクチン未接種なので、これを問題にしたからです。

この接種が問題だということで、ビザを取り消しにしました。ジョコビッッチ選手は、その指示に従い出場しない選択をしました。となるとこの後、大事な大会がずっと続きます。

特に世界4大大会、グランドスラムと言われる全豪オープンの後には、全仏オープン、イギリスのウィンブルドン、アメリカのUSオープンと続きます。

「これでは全ての大会に出られなくなるんじゃないか。未接種のままだったら。ジョコどうするんだ？」とイギリスのBBCが、ジョコにインタビューし問われました。

どんな大会よりも自由が大切

「なぜなら自分の体に何を取り入れるかの判断ができる自由は、どんな大会、優勝よりも大事だから」と。

ここでジョコビッチ選手が強調するのは、自分で判断できる自由、この自由を守ることがどんなすごくて大きな大会で優勝すること、どんなタイトルを取ることよりも大事なことであること、そういう考え方、人の考え方を主張しています。

4大大会とは、国際テニス連盟が定めた（全豪オープン、全仏オープン、ウインブルドン、全米オープン）4大会の総称である。テニストーナメントとしては最大規模・最高権威を持ち、男女共催で行われるのが特徴である。かつてはアマチュア大会として開催されており、1968年にプロ選手の出場を解禁するオープン化処置が実施された。

それぞれの大会は開催地のテニス協会が主催・運営しており、国際テニス連盟は開催・運営に直接関与はしない。トーナメントの分類上、4大大会はグランドスラムと呼ばれるため、やや呼称上の混乱を招くことがある。 例えば「グランドスラムで優勝する」という場合は4大大会のどれかで優勝することを指し、「グランドスラムを達成する」という場合は4大大会を全て制覇することを指す。

『フリー百科事典　ウィキペディア日本語版』2022年6月5日 (日) 04:45 での最新版を取得。

ここで大事なのは、この前後の答えの中で彼は一度もこの注射、ワクチン接種に反対したことはないのです。

今世界中で多くの人たちが、パンデミックをなんとかコントロールしようとして努力している政策の一番大きなものが、予防注射であることが分かります。

その予防注射すなわちワクチンは尊重します。尊重するが故に、自分の体に何を取り入れるかの判断は、自分で判断することが一大事にしたいと自分は思っている。

自分で判断する自由が何度も繰り返し強調されています。この強制的かまたは同調圧力的に注射、ワクチンを打たせることは、この問題の本質があるのではないでしょうか。

実際に2月のインタビュー後どうなったかというと、グランドスラム残り3大会、全仏オープンには出場できました。ベスト8まで行ってそこで負けています。ウィンブルドンも出場でき優勝しています。

最後のUSオープンはアメリカですからバイデン政権のために、ビザが出されませんでした。ジョコビッチ選手は出場できませんでした。しかしながら、ジョコビッチ選手は、自分の信念を貫き通し、自由を守ったのです。