艮の金神を解き明かす鍵は九神文書にある

艮の金神を解き明かす鍵は九神文書にある


この記事の概要

艮の金神を解き明かす鍵は九神文書にあるのです。艮の金神とは、陰陽道の神様です。鬼門の方角に由来する神だけではなく、道教が基礎になった思想から出て来た神様でもあります。


九鬼氏

九鬼というと和歌山の九鬼水軍で九鬼一族が有名です。九鬼水軍(くきすいぐん)は、戦国時代の水軍です。

志摩国を本拠とし、九鬼氏によって率いられていました。強力な水軍であった毛利水軍を第二次木津川口の戦いで破り、織田信長方の水軍として近畿圏の制海権を奪取したのです。

織田水軍(おだすいぐん)・志摩水軍(しますいぐん)とも呼ばれていました。九鬼嘉隆は鉄甲船(鉄板で装甲した巨大安宅船:あたけぶね(武装した船))を建造したことでも有名です。

九鬼家はもともと熊野の豪族で、家柄的には藤原系、中臣系です。九つの鬼と書くのですが正しくは上の点またはツノがない、字でした。

点がないオニという漢字(漢字変換できません:鬼の漢字、上にある点またはツノの部分がない漢字を想像してください)があります。これを鬼ではなく神と呼ばせるのです。九鬼一族も本来は点がない九キであるという伝承があります。


古史古伝

古史古伝には竹内文書、宮下文書、東日流外三郡誌(つがるそとさんぐんし)、秀真伝、ウエツフミなどいくつかがあります。

戦前は子爵、華族だった九鬼家にある九神文書は、九鬼家に伝わる極秘文書なのです。

神代文字には種類がたくさんあります。アヒル文字、アヒル草文字、豊国文字、秀真文字、その中でも豊国系の神代文字で書かれています。

ウガヤフキアエズとは初代神武天皇の父で、古事記や日本書紀では一人です。一代で終わりです。ところが竹内文書では72代なのです。これが特徴的です。

このような伝承する古史古伝は、宮下文書もウガヤフキアエズを50数代伝承しています。(ウガヤフキアエズという神様は一人の神様を意味するものではなく、50〜70代続いた王朝を表す人の名前とかかれています)

九神文書もウガヤフキアエズ朝が73代続いたのです。古史古伝の中で竹内文書、宮下文書、九神文書というのは、神代文字を共有するのと、ウガヤフキアエズ朝を記すという意味では非常に近い一群の古史古伝として考えられています。

非常に共通した伝承があるというので、非常に興味深い内容です。


九鬼文書の重要なテーマ

九神文書の重要なテーマは、古事記・日本書紀が語る日本神話と違うところがあります。というよりかなり異質です。

古事記・日本書紀で有名な天照大神の天の岩扉神話があります。弟のスサノオノミコト の乱暴狼藉に怒った天照大神が、天の岩屋に篭ってしまいます。

地上が真っ暗になり、神々の談義で岩戸を開けることになるのです。そこで天照大神が再びこの地上にやって来るという話があります。

九神文書の場合、天の岩屋に篭るのは、一回ではないのです。2回あります。1回目に篭るのはイザナミノミコトです。天照大神、スサノオノミコト 、ツキヨミノミコトの母です。

もう一度、世の中が乱れたので、神様が岩戸に隠れます。この時普通だったら、岩屋に隠れますが、違うのです。岩屋に隠れるのはスサノオノミコト です。

スサノオノミコト が岩屋に隠れて、天照大神を生みます。岩戸が開かれるとスサノーと一緒に娘である天照大神も出て来ます。

何ということでしょう。全く違います。スサノオノミコトがいて、娘の天照がいて、つなげると天皇のルーツというのは天照ではなくスサノオノミコトになってしまいます。


ぶっ飛んだ内容

神様なので、スサノオが天照を生むわけです。そのため戦時中に、こんなこと言っていたら目をつけられてしまいます。通常、ほとんどの古史古伝の内容はぶっ飛んでいます。

古史古伝は、古事記・日本書紀とは全く違います。古史古伝を扱う人々は、当局から弾圧を受けた経緯がありましたがその内容というのは非常に興味深いのです。

古史古伝の内容は、古事記・日本書紀には出てこないですが非常に秘境的、秘密の教え、思想があります。

例えば九神文書では、色々な神様が別れて世界に散ったという話が出て来ますが、その中にお釈迦様や大洪水のノア、モーセ、イエスが系図の中に出てくるのです。

九神文書は神様の系図の中に一体どれだけの神様を抑えているのでしょうか。この辺りは竹内文書に通じます。


九神文書の謎と艮の金神

「艮」の意味は方角を十二支にあてていうときの丑と寅との中間の方角のことです。

艮の金神の正体とは何でしょうか。方位でいうところの東北です。子牛寅卯辰巳の艮の方角を鬼門と呼びます。

鬼門とは鬼の門と書きます。九鬼家では鬼門の神というのを非常に重視するのです。

さらに九神文書の中では、色々な神様、方位術、概念があるのですが、艮の神とはこの文書の中では、単なる東北の方角だけではなくて鬼門八神と言われていて全ての方位に当てはまる八人の神様が登場します。

鬼門というと悪い神様を連想します。鬼の門と書きますが、本来は鬼の点がない漢字ですから、これは単なる東北方位の鬼門だけではなくて、全方位の艮の金神を意味します。


艮の金神の由来

元々歴史的なことでは艮の金神とは、神道の神様ではありません。仏教の神様でもありません。陰陽道の神様なのです。

鬼門の方角に由来する神だけではなく、道教が基礎になった思想から出て来た神様でもあります。

その年に艮の金神がいる方角があり、その方角は忌み嫌われます。するとその方角には様々なタブーがあり、禁忌があるのです。

九鬼一族の名前の中に鬼が入っているように、鬼門の神、艮の神というのを重視するのです。

九鬼一族の本拠地の一つが紀伊半島ですが様々変遷して明治期には、丹波を領地にしていました。


出口なお氏との関わり

神社は祭司系の一族で、熊野神社、丹波にある熊野神社の神職として奉仕しておりました。そこの熊野神社に崇敬していた一人が出口なお氏がいたのです。

出口なお氏が毎日熊野神社に奉仕していたある時、神がかるのです。そのかかった神が艮の金神でした。

もともと神職として使えていた九鬼一族の守神である艮の金神が出口なお氏に降りて来ました。

大本教では、九神文書を当初とても重書としていました。九鬼 隆張(くき たかはる)さんと出口王仁三郎さんとは、親交があったそうなのです。

ただ途中で意見の相違があり、大本教の教義の根幹とはならなかったようですが、全く無関係だったかというとそうでもありませんでした。

大本教の王仁三郎氏が「万教帰一」(世界の宗教の全ての根っこは同じ)と解きました。その思想は九神文書にも記されているのです。お釈迦様、モーセ、イエス、ノア全てが日本の神様の子孫なのだということです。

それも陰陽師まで全て包含されていて、スケールはとても大きいのです。大本教から今日の神道系などの新興宗教に枝分かれしています。

救世教真光とかたくさんありますが、それを辿っていくと大本教にたどり着くのです。その本源として九神文書が重要になります。そのため艮という方位が重要になってきます。

艮の金神とは、神様ですから神々しい感じがしますが、非常に怖い祟り神だとも言われています。

それだけ力の強い神様で、出口なお氏のお筆書きは大元教によると敢えて悪神として封じ込められたのです。その神は世の中を立て直すために、封を破って世の中に現れます。

この思想を知る上で、九神文書は避けて通れません。邪悪になった世の中に突如現れて来る神に感じます。

神道系において信じられている予言の中で話題の日月神示では、艮の金神の思想のルーツとして、九神文書は重要なのです。

参考文献:古史古伝「九鬼文書」が明かす「艮の金神」の正体 MUTube(ムー チューブ) 2016年1月号 #2


まとめ

九鬼氏は和歌山の九鬼水軍で九鬼一族が有名

九神文書も古史古伝同様にウガヤフキアエズ朝が73代続いた

九神文書の重要なテーマは古事記・日本書紀と異質なところにある

九神文書は神様の系図の中に多くの神様を抑えている

艮の金神とは、陰陽道の神様

九鬼一族の守神である艮の金神が出口なお氏に降りて来た

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はじめての日月神示

 

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