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この記事の概要
東京地検特捜部は戦後GHQによって作られた組織で、前身は「隠退増物資事件捜査部」と呼ばれました。日本の財物をアメリカにお届けするための組織です。終戦後、隠されている資産でダイヤモンドや金塊と言ったものを探すのが目的で、いわゆる売国奴となって日本の宝をアメリカに貢ぐためでした。まるで海賊の様な組織だったのです。
東京地検特捜部と言う組織
戦後の構造的な対米従属は岸田政権だけのせいではなく、この従属は戦後から脈々と受け継がれています。その部分と今回の特装部の動きは明らかに岸田政権、岸田自民党に対するいわゆるマウンティングなのです。(東京地検特捜部は2023年12月19日、政治資金規正法違反の疑いで強制捜査に乗り出し、安倍派「清和政策研究会」と二階派「志帥会」の事務所を捜索)
特装部とはどの様な組織かと言ったら、本来犯罪は警察が犯罪を「捜査し、摘発し、起訴する」これでいいわけです。特装部とは、政治家に関するもの、それから経済事件で1億円を超えるもの、これを特捜部が自分のやりたいものを選んで、勝手に独善的に自分の判断でターゲットを絞り込んだ上で、着手するか、しないか、いつするかも全部特装が勝手に決めるのです。
それ以外の犯罪を普通の都道府県警が行っています。その先にあるものは、特装部は犯罪を捜査する、犯罪を摘発して、より良い社会を作るために活動しているわけではないのです。先ず、それはっきり分かっていなければなりません。
特捜部はGHQによって作られた
その上で彼らは何なのでしょうか。彼らの前身は「隠退増物資事件捜査部」これ1947年にGHQの元で作られました。日本の財物をアメリカにお届けするためにです。例えばダイヤモンドとか金塊とかそういうものが「隠されてませんか?」と言うのを探す組織として発足したのが東京地検特捜部です。(これはまるで海賊だ)
「隠退増物資事件捜査部」これが、そのまま引き継がれているのが特装部なのです。イコールGHQの下にいたのです。その体質が継承されて残っています。
ロッキード事件とは、コーチャン証言ではじけて、当時の特捜部長、副部長が頻繁にアメリカに行ってアメリカの指示通り行動しました。それでアメリカの言うことを聞かなかった田中角栄を逮捕したのです。
これは要するに、政変なのです。今回同じことが行われました。それでは、彼らが恣意的に捜査対象を選んだのでしょうか。これはパーティー権のノルマを超えた部分のキックバックに、彼らが勝手に絞ったのです。中抜きやらないと言うのですから、おかしいのです。
(中抜き:ビジネス領域では取引の間に不必要に仲介者が入って手数料などを取ること、もしくは仲介者を省略して直接取引することの両方の意味)
安倍氏はキックバックシステムを止めさせようとした
中抜きの方が悪質なのです。元々派閥入れていないのですから。でもそれが清和会がキッグバックと言うシステムを、はっきり言えば、森さんが「やれ」と言ってやっていたのです。
それを安倍さんが領主になった時に、「まだこんなことやってんの?」と言って止めさせようとしました。その時にその止めさせる声かけをする係だったのが西村康稔さんです。
安倍氏が暗殺されて、「やっぱ元に戻そうよ」と言った時も西村氏は事務総長をしていたので、彼は「これは安倍さんの意志だから」と言って突っぱねるだけの力がなかったと言うことです。
清和会潰しに動く
特装が派閥のパーティーではなくて、例えば岸田文男は大臣規範で、「大掛かりな政治資金パーティーは、自粛しましょう、閣僚はやめましょう」と言う大臣規範があるにも関わらず、去年1年間で6回、1000万円超の政治資金パーティーを行っています。
林芳正に至っては、8回もやっています。「じゃあこっちはいいんですか」と言う話になります。「こっちはノルマ超えた分どうなってんですか?」
現金どう使っているのですか。これ何にも分からないまま、派閥のノルマ超過分のキックバックです。これは清和会をターゲットにするという特装部の恣意的ないわゆる清和会潰しです。間違ないですね。
だとすると、何故今その様なことをやっているのでしょうか。これ統一教会動騒動と全く平仄(ヒョウソク:つじつまや条理を意味する。つじつまを合わせるという意味で)が合っているわけです。
ということは特装部は、清和会を潰す、弱体化するという目的を持って今回の捜査を着手したことはもう間違いありません。
ウクライナ復興支援のタイミングで
じゃあ何故このタイミングなのでしょうか。2月19日に総理官邸でなぜか終戦も、休戦も、停戦もしていないウクライナに関して、ウクライナ復興支援推進会議というのが総理官邸でセットされているのです。
岸田文雄は、10何兆ものウクライナ支援を決めていました。バイデンに「やれ」と言われたから。ところが支持率が下がって解散を打てなくなったので、そこでマウンティングする必要が出てきました。
これ「ノー」と言ったらお前逮捕するぞと清和会をスケープゴートにして、岸田派、茂木派、麻生に派対して「お目こぼし」と言うのは、逆に言えば「牙向いたら清和会みたいになるぞ」と言うことなのです。
だとすると、これはは、2月19日のウクライナの復興支援会議があるから、特部とその背後のアメリカのバイデン政権が、納得できる形として弱体化した岸田政権の中で、それを現実に十数兆円出させるためのマウンティングなのです。
騒ぎは大きかったが目的は果たした
そうでない限り、これだけ騒いでいろんな情報をリークして結局政治家の逮捕1名、大山鳴動にして鼠1匹だとすれば、これ普通に考えれば、特装部の大失態だと本来、言われるはずです。(たいざんめいどうしてねずみいっぴき:騒ぎばかりが大きいわりに、取り立てていうほどの事件もなかった)
しかしながら、大失態ではありません。目的は「ウクライナ復興支援」だからです。目的は十分達したのです。
それで彼らはカードを温存しました。ウラナ復興支援会議に、巨額支援に反対するやつは 今回だってほとんどの政治家が派閥に入っている政治家が全員少なくとも秘書、地元の秘書、政策秘書、会計担当者、何回も何回も呼ばれました。
丸裸にされました。これは彼らのマウンティング終了です。外国勢力の先兵となってるのが東京地特装部という売国奴集団だということなのです。