成功の秘訣は謙ること

成功の秘訣は謙ること

この記事の概要

成功の秘訣は謙ることにあります。聖書には「謙る者には恵みを受ける」と書いてあります。それとは逆に失敗する人々の典型的な態度とは、傲慢です。死刑宣告を受けるか受けないかの瀬戸際に、イエスの静かな態度は非常に謙っており、後の世に、永遠に語り継がれています。成功とは、謙る心の態度なのです。


成功の秘訣は謙ること

紀元30年から40年を経て紀元70に、ローマ帝国はユダヤを徹底的に破壊しました。神に選ばれし民がなぜ滅ぼされたのでしょうか。それは傲慢だったからです。聖書の中には法則があります。成功の秘訣は何でしょうか。成功の秘訣とは、謙(へりくだ)ることです。「謙る者は恵みを受ける」と書いてあります。
失敗する人々の典型的な態度とは、傲慢です。「私にはこれだけの権力がある。私にはこんな知恵がある。私は、私は・・・」と自分自身を誇るのです。この態度は、必ず崩壊します。
アメリカはかつてものすごく栄えました。傲慢さを生み出しました。「ベトナムなんて、アフガニスタンなんて、イランなんてなんだ、イラクがなんだ」と傲る者は、つぶされます。謙る者は成功します。ただこれだけです。

聖書には成功の法則がある

聖書を見るならば一番初めから終わりに至るまでこの法則は繰り返し語られています。その法則を一番初めに気がついた人は誰でしょうか。ソロモンです。ユダヤのソロモンは、栄光・栄華を極めたソロモンと言われてますが、そのものすごい財力と物凄い権力を持ったソロモンがいろんな失敗をします。
失敗をしたというだけではありません。神は高ぶるものを退け、謙る者に恵をくださります。腐るほどの財力の中で、彼はその一点を悟ったのです。神は高ぶるものを退け、謙る者に恵みをくださります。なかなか謙ることは難しい事です。しかしながら、謙ると成功します。
謙る人は、愛情が溢れているので人から声をかけてもらえます。お金がたくさんあるから成功ではありません。心が見られるのです。

律法にこだわる民

ユダヤ人たちはピラトに答えました。「私たちには律法があります。この人(イエス)は自分を神の子としたのですから、律法によれば死にあたります。ユダヤ人たちは、初めから死刑と決めていました。
ユダヤの指導者にとっては、自分を神のようにする者は死刑なのです。「私たちは死刑にする権利がありません」なぜならユダヤは植民国家だからです。そのために、形式的にもローマが、「イエスが死刑だと言ってください」と言ったのです。どっちが裁判をしているか分かりません。ユダヤの指導者が主導権を持っているかのようです。
我らの律法によれば、こういう者は「死刑だ」と言いました。型式的でもいいので、彼を「死刑にしてね」と言ったのです。
ピラトは、この言葉を聞くとますます恐れました。総督にとって恐れる事はないのになぜ恐れたのでしょうか。彼らが言っている言葉の途中です。この人は自分を神の子とした事です。この神というのは、私たちが考えている宗教の神ではありません。この天地の創造主なる神が、「人の姿をとった」と言っているのです。
ピラトは非常に驚いたのです。彼はイエスと話し、いろいろ尋問しました。イエスは、それに対して答えます。それで、これは何だろうと思っているときに、「死刑にしてくださいよ」と言ってきました。
ユダヤのサンヒドリンの人々が「この人は神の子と言ったのですから死刑にしてください」と。ピラトはびっくりしました。
ピラトは、ちょっと心が動いていたのです。そして、その後、 また官邸に入ってイエスに言ました。「あなたはどこから来たのか」しかし、イエスは彼に何の答えもされませんでした。
「おまえはどっからきたのか」とピラトが言いました。普通だったら「どうか命を助けてください。お願いします。もう、悪い事いたしません」と言います。ピラトはごつい権力で、「おまえはどこから来たのか」と再び聞きます。
イエスは何の答えもされませんでした。これが答えでした。ピラトが、権力をもって目上から言ったことに対して、イエスは何も答えません。人間にとって一番大事なものは、一般的には命です。ここは、イエスが殺されるかどうかの瀬戸際です。
その時でもイエスはピラトに対して何にも答えませんでした。死に向かって歩いていました。十字架に向かって歩いて行ったのです。躊躇することはありません。彼は、宗教家ではありません。どうしようもない宗教の馬鹿な奴と違います。彼は天命を待っていたのです。
旧約聖書は、イエスが来る前に書かれました。聖書の預言の通り歩いていました。だから、誰も阻止できませんでした。何の答えもされなかったのです。

想像主からの権威と人の権威

「そこでピラトはイエスに言った。あなたは私に話さないのか。私にはあなたを釈放する権威がある。また十字架につける権威があることを知らないのか」と権威について言っています。私はあなたを釈放する権威あるいは十字架につける権威があると力を示しています。
ローマの総督は、たくさんの勲章をつけて、あるいは立派な軍服を着て豊かな人生経験もあったことでしょう。何千何万の兵隊は彼に従ったのです。そのピラトは、イエスに向かって「お前は何も答えないのか。私はお前を死刑にする権威があるし、許す権威もある」と権威を二回使っているのです。
自分が死の直前です。イエスはその日に十字架上で殺されるのです。普通だったら、力と知恵を尽くして、「勘弁してください」と何か言い、自分について弁明します。しかし、そこでピラトはイエスに言ったのです。「あなたは私に話さないのか。私にはあなたを釈放する権威があり、また十字架に付ける権威があることを知らないのか」と。
これを言ったら「勘弁してください」という言葉が返ってくると思いました。しかし、イエスは答えたのです。「もしそれは上から与えられているのでなかったら、あなたには私に対して何の権威もない。それが上から与えられるのでなければ、何の権威もない」と。
ピラトは、大ローマ帝国の大総督です。エルサレムに遣わされたその男に対してイエスは、「あなたがそれを権威権威と言ってるけれども、上から与えられるのでなければ何の権威もない」と言っています。ローマの権威は無駄だと言ったのです。
死の直前です。十字架にかけられるだけしか残っていません。しかしイエスはそのことを言ったのです。それは「上から与えられるのでなければ何の権威もない」と。これがイエスです。キリスト教会に行って、十字を切ったり、あるいはイエス様と願い事をする、そんなん男ではありません。
謙る者とは、柔和であり、勇敢な人間です。

参考文献:ユーチューブ、成功の秘訣とは、ずばり…

<https://www.youtube.com/watch?v=O0zmUrqTgFM>アクセス日:2020年11月3日

まとめ

成功するための秘訣は謙ることにある。
聖書には成功の法則が書いてある。
成功の法則を学んでおきながら律法にこだわり傲慢な民になってしまった。選ばれしと思う高慢さが心を滅ぼす。
人の権威ではなく、上からの権威に死ぬまで従った。

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地球は乗っ取られている。それも、私たちが、神だと信じている存在によって。「聖典をかける少女」によりますと、創世記がどのように、誰によって書かれたか説明されています。「プレアデス+かく語りき」がモチーフになっているようですが、地球は、30万年前に聖書に登場する創造神たちによって乗っ取られていることが理解できます。

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