この記事の概要
円卓会議はアングロサクソングローバリストの組織です。円卓会議の最終目標は、大英帝国による世界統治であり、最重要戦略としてアメリカを再び英国の下に帰属させることなのです。アングロサクソン系のグローバリスト集団である円卓会議は、アメリカの政治の中枢に組織の人間を送り込み、内側からアメリカを従属させる計画の実行部隊として様々な下部組織を設立して行ったのです。
アングロサクソン系グローバリスト
19世紀にアメリカで起こった 南北戦争の背後には、アングロ サクソン系のグローバリストの策略がありました。それが実行された南北戦争は、学校の授業では奴隷制度を巡る北と南の内分と教えられています。ところが、本質は全く違います。南北戦争の本質は、イギリスがアメリカに対して意図的に仕掛けた侵略戦争だったことが分かります。
アングロサクソン系のグローバリストは、植民地だったアメリカを再びイギリスの支配下に置くため、アメリカの北部南部の対立を煽り戦争に発展させるという陰謀を計画しました。
南部を支援し、戦争に勝ったら北部どころかアメリカ全土を統治しようと考えたのです。イギリスは本当に嫌な国です。自分たちから独立したアメリカを南北に分裂対立させ、その混乱に乗じて再び支配下に置く謀をしたのです。
しかしながらロシアがこのイギリスの策略をリンカーンに密告し、北軍支援に回ったことによって、イギリスの企ては暗礁に乗り上げたのです。
最終的に、北軍が勝利しアメリカは南北で統一され建国後初めてアメリカが合衆国という強力な国民意識が生まれることになったのです。アングロサクソン系のグローリストにとって、南北戦争における大きな失敗は、屈辱でした。
南北戦争の失敗から学ぶ
ここからが英国系グローバリストたちの本来の力で、転んでもただでは起き上がりません。彼らは南北戦争の失敗から強烈な反省と教訓を得ました。
アングロサクソン系のグローバリストたちが、南北戦争から得た 教訓とは、戦争という手段では米国の再統合は実現しないということでした。
そこで、これまでにない新たな戦略を考案していきます。その新たな戦略とは、アメリカの政治の中枢に組織の人間を送り込み、内側からアメリカを従属させるという戦略でした。
すなわち、アングロサクソン系の グローバリストたちは、戦争という戦略ではなく、大英帝国の世界派遣のために忠誠を誓うエリートスパイを養成し、アメリカ政府の重要ポストに就かせて、アメリカの外交・内政を英帝国の利益になるようにコントロールしていくという戦略に方針を転換したのです。
英国系グローバリストは、この戦略を着実に実現していくために数多くの実行組織を作り出していきます。このようにして英国系グローバリスト勢力によるアメリカの再統合と大英帝国による世界支配という大きな野望が始まりました。
大英帝国復興の野望
英国グローバリズムとも言える大英帝国復興の傾向に火をつけたのは一人の英国大富豪です。その人物とは、デビアス(デビアスグループは、南アフリカ共和国発祥で、英国ロンドンに本社を置くダイヤモンドの採鉱・流通・加工・卸売会社)でした。
この会社は、「ダイヤモンドは永遠の輝き」というキャッチコピーで有名です。デビアスを設立した男は、グローバリスト集団の系譜を語る上で 欠かせない人物です。
彼の名前はセシル・ローズです。彼は喘息の療養のため、青年期を南アフリカで過ごしています。18歳の時に、ダイヤモンド鉱山で働き始め、その後、ロスチャイルド家の銀行から資金援助を得ます。
そして、ダイヤモンド事業を拡大していったのです。その事業の傍ら、彼はオックスフォード大学で学びます。そこである人物に強い影響を受けたのです。
その人物とは、社会主義者であり思想家のジョン・ラスキンです。ラスキンはオックスフォードの学生を前に、大英帝国の栄華は危機に瀕しているイギリスは、もはや支「配するか衰退するかの二択しかない」と熱弁したのです。そこで、若い英国人エリートたちに強い衝撃を与えます 。
セシルローズは、間もなくオックスフォードを自主退学しています。この時に、彼は、ラスキンの講義を熱心にノートに写し、30年間肌身離さず持っていたとのことです。
その後、事業を大きく成功させダイヤモンド王になりました。ローズは、大英帝国による世界支配を夢見るようになり、その実現に向けて始動したのです。
ところが病に体を蝕まれたローズは、早世し、その野望は心ざし半ばで途絶えてしまいます。しかしながら、ローズの帝国復興への熱狂は、その弟子たちへと引き継がれます。やがてある一つの英国系グローバル組織が結成されます。
円卓会議
その組織とは、円卓会議です。この円卓会議は、イギリスの特権階級エリートたちが中心となって設立されたアングロサクソン系統のグローバリスト組織です。
円卓会議の最終目標は、大英帝国による世界統治であり、最重要戦略としてアメリカを再び英国の下に帰属させることでした。アングロサクソン系のグローバリスト集団である円卓会議は、アメリカの政治の中枢に組織の人間を送り込み、内側からアメリカを従属させる計画の実行部隊として様々な下部組織を設立して行ったのです。
アングロサクソン系のグローバリスト集団である円卓会議は、そのための実行部隊として様々な下部組織を設立して行きます。1919年にイギリスに、王立国際問題研究所(Royal Institute of International Affairs, 略称:RIIA)、1921年にアメリカにCFR(Council on Foreign Relations)外交問題評議会が誕生します。
このRIIAとCFRはどちらもシンクタンクです。表向きは、シンクタンクですが、実質はアメリカの政治の中枢に組織の人間を送り込み、内側からアメリカを従属させるという戦略を実行するための特務機関なのです。
CFRには、会員の多くがホワイトハウスの高官となり、その逆に高級官僚だった者たちがCFRのメンバーになるといったことでも有名です。
CFRは、アメリカで設立されたシンクタンクでありながら、英国ロンドンに設立されたRIIAに従属する組織です。アメリカをイギリスの影響下に置き続けるための組織としての役割を果たしています。
円卓会議の設立当初の目標は、アングロ サクソンによる世界統治でした。ところが、その後、グローバルワンワールド政府の樹立に変更されました。
これによって、CFR、RIIAの2 つのシンクタンクの役割や動向が変わっていくことになります。他にも1954年には、ビルダーバーグ会議、1973年に、日米欧三極委員会(日本・北米・欧州(三極)の協同を促進する)などが作られています。これらも円卓会議の傘下にある組織です。
ダボス会議やローマクラブも同じく円卓会議傘下の組織です。後にダボス会議の創始者となるクラウスシュワブを彼の留学先だったハーバードでスカウトし、グローバリストの忠実な僕と調教したヘンリーキッシンジャーも円卓会議の幹部メンバーでした。
さらにそのキッシンジャーのハーバード教授時代の恩師だったWエリオットも円卓会議の主導者でした。アングロサクソン系のグローバリスト組織である円卓会議の下には多くのフロント機関が設立されています。ダボス会議やCFR、ビルダーバーグ会議などのように現在も大きな影響力がある組織が数多く存在しています。
参考文献:ユーチューブ、【DSの正体③】アメリカを操縦する英国グローバリストたち #ディープステート #グローバリスト #セシルローズ #円卓会議 #CFR #外交問題評議会 #RIIA #ビルダーバーグ会議
URL<https://www.youtube.com/watch?v=oIdTdoqVIIo>アクセス日:2024年10月7日
まとめ
南北戦争の背後には、アングロ サクソン系のグローバリストの策略があり、植民地だったアメリカを再びイギリスの支配下に置くため、アメリカの北部南部の対立を煽り戦争に発展させるという陰謀を計画した。
新たな戦略とは、アメリカの政治の中枢に組織の人間を送り込み、内側からアメリカを従属させるという戦略。
ダイヤモンド王セシル・ローズは、大英帝国による世界支配を夢見るようになり、その実現に向けて始動した。
円卓会議は、イギリスの特権階級エリートたちが中心となって設立されたアングロサクソン系統のグローバリスト組織で、円卓会議の最終目標は、大英帝国による世界統治であり、最重要戦略としてアメリカを再び英国の下に帰属させること。