令和の百姓一揆

令和の百姓一揆

  • 2025年4月29日
  • 2025年4月18日
  • 社会

この記事の概要

令和の百姓一揆は、日本人の生命、健康、安全な食料を提供していた農家を潰さない、外資から農家を守れということで起こりました。農業経営の赤字などにより、農業人口が減少しています。自給率が、年々減少しています。自給率が73%から38%に減少しています。日本の食料自給率は2035年に11%になると言われています。国民の人9割の人たちが、食糧の自給率が保てなくなるのです。


フランス革命からみんなが小さい土地を持つ

フランス革命はパリのバスティーユ襲撃で始まりました。その後、全国に農民氾濫すなわち、農民一期という形で広がりました。あちらこちらで、貴族が襲われる事件が起こってしまったのです。

そこで革命政権は貴族の持っている土地を没収して、小作の農民たちに分配するという決定を下しました。

ジャコバン政権以来フランスでは、大きな地主はいなくなって、みんなが小さい土地を持てることになりました。その結果、農民たちは、革民は求めないで自分の持っている土地を守りたいと思うようになり、保守化したのです。

だからその土地の分配がその逆に革命の防止につながったというのがフランスの近代史なのです。

このフランス革命政権と同じことを日本で行ったのが誰かっと言うと、これがダグラスマッカーサーです。GHQですが、日本を改造しました。それまであった地主制度を解体し占領軍の力を持って強制的に小さな農家に分配したのです。

だから日本には小作人がいなくなって、みんなが自作農になりました。その代わり1人の取分がすごく小さくなって、小規模零細農家になってしまったのです。


農家を守れなくなった

これがGHQが行った農地改革です。そして彼らは自分の土地を守るために保守化し、これが自民党の支持基盤となっていったのです。

共産党が、政権を取れなかったのはこれが大きいのです。実は自民党はその票点である農協さんをずっと守ってきたと言うので、高い関税をかけて、外国の安い農産物は入れないことにして来ました。

それは農家が票点だったからです。ということで自民党は、ずっと日本の零細農家を守ってきたのです。それが変わったのが、小泉構造改革あたりです。それでアメリカからは「市場解放しろ!」と言われて、構造改革として、それに乗っかって日本がどんどん国を開いて行きました。

TPPの結成はこの一環ですから、結局何が起こったかと言うと、外国の安い農産物、特に乳製品などが、オーストラリアからどんどん入ってくると日本の酪農家がもうやっていけなくなりました。

これが野菜に広がって行きました。最後まで守っていたのは米だけです。米も、今「輸入しろ!」と言う圧力が高まっているのです。

確かに、小規模零細農家の効率の悪さは認めますが、だからただ補助金をばらまけばいいと言う話じゃないことも分かります。もっと自由競争させて企業が、農業経営やるようにどんどん変えて行くのは賛成です。


グローバリズムまっしぐら

しかしこの農業の活性化で自由化という美名のもに、ここに外資が入ってくることで、外国企業が日本の農地を買いまくることになり、関税を下げて安い外国の農産物を買わされることになると話が別です。

今の政府がやってきたことは、あらゆる面について国を開いて、外資を入れるというグローバリズムまっしぐらの政策です。今の政府にこれをやらしたら、必ず同じ結果になると危惧します。

だから農民たちは声を上げるべきなのです。日本人の生命、健康、安全な食料を提供していた農家を潰さない、外資から農家を守れということで今回の百姓一揆となったのです。

日本農家の方々は美味しい国産の農産物を作るために日々を土を耕し家畜を養い自然と向き合い農業を営んでいます。

農業を通じて地域の環境を守り生態系を維持することにも勤めてきました。しかし農業経営の赤字などにより、農業人口が減少しています。自給率が、年々減少しています。

自給率が73%から38%に減少しています。日本の食料自給率は2035年に11%になると言われています。国民の人9割の人たちが、食糧の自給率が保てなくなるのです。


参考文献:YouTube、令和の百姓一揆、行ってみた

URL< https://www.youtube.com/watch?v=PMoaIcDeWd8>アクセス日:2025年4月3日


まとめ

革命政権は貴族の持っている土地を没収して、小作の農民たちに分配するという決定を下した。大きな地主はいなくなって、みんなが小さい土地を持てることになった。農民たちは、革民は求めないで自分の持っている土地を守りたいと思うようになった。

自民党は、ずっと日本の零細農家を守ってきたが、小泉構造改革あたりから、構造改革として、国を開いき、外国の安い農産物、特に乳製品などが、オーストラリアからどんどん入って来て日本の酪農家がもうやっていけなくなった。これが野菜と米にまで広がろうとしている。

あらゆる面について国を開いて、外資を入れるというグローバリズムまっしぐらの政策になる。日本人の生命、健康、安全な食料を提供していた農家を潰さない、外資から農家を守れということで今回の百姓一揆となった。


紹介欄

[自然農法]わら一本の革命〈新版〉

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