パリ五輪は伝統と文化の破壊を露骨にした大会

パリ五輪は伝統と文化の破壊を露骨にした大会

  • 2024年9月10日
  • 2024年9月5日
  • 社会

この記事の概要

パリ五輪は伝統と文化の破壊を露骨にした大会でした。開会式では最後の晩餐の情景が、多様性という大義と舞台芸術という名のもで攻撃的であり冒涜的な演技に作り上げられていました。性別は単純な二極化ではないというLGBTqプラスを推進するディープステートの科学が押し付けられる時代の幕開けでした。


話題が多かったパリオリンピック開会式

今年開催されたパリオリンピックの開会式は、ある意味で世界各国から非常に注目を浴びました。そこには、派手な女装姿のドラァグ・クイーンやトランスジェンダリズム(トランスジェンダリズムとは、生物学的性と自意識としての性が一致しない、いわゆる性別違和に悩む人々の存在や、性転換手術を受けた人々について取り扱ったテーマ。性の多様性や日本の問題点についても言及されている。)の名が最後の晩餐を連想させる演技があったからです。。

キリスト教徒にとって神聖な最後の晩餐の情景が、多様性という大義と舞台芸術という名のもで攻撃的であり冒涜的な演技に作り上げられていました。そうなると、その宗教的な無神経さに嘆く人々や怒る人々が出てくるのは当然のことなのです。

しかしながら、マクロン大統領は開会式の芸術監督であるトーマス・ジョリー氏への誹謗中傷と攻撃に対して、「アーティストへの脅迫を正当化することがあってはならない」と述べました。これは、サイバーハラスメントの苦情を申し立てたアーティストへの指示を表明しただけではありませんでした。

フランス人は、このオリンピックの式典がフランスらしい素顔のままの式典になるであろうことを期待していました。ところが、それはフランスの素顔ではなくマクロン大統領を筆頭にグローバリストたちにとって、ありのままの顔を見せたのであり、フランス人ではなく、グローバリストたちの正しさを主張しただけのことでした。


女子ボクシングで起きた波紋

パリオリンピックの女子ボクシングにおいては、世界で前例のない決勝戦となったのです。66キログラム級、57キログラム級ともに、性別適格性検査において不合格だった過去のある2選手が決勝戦で金メダルを獲得しました。

これは何世紀にも渡り面々と命を繋いできた男性と女性すなわちXY染色体とXX染色体という生物学的な2区分に対する新たな解釈がパリオリンピックを境に本格的に導入されたことを示したのです。

イマネ・ケリフ選手とリン・ユーチン選手は、国際ボクシング協会が主催する昨年の世界選手権の検査でXY選体を持つことが証明されてしまいました。それによって出場権を剥奪されています。

ところが、国際オリンピック委員会 IOCは、東京オリンピックを含めた過去の様々な大会に女性として出場している経歴を強調したのです。そこで、バッハ会長は、「女性として生まれた2人のボクサーがいる。何年もの間女性として出場してきた彼女らを女性として疑う余地はないと」の意見を述べています。

ボクシング女子のイマネ・ケリフ選手とリン・ユーチン選手は、全ての試合を5対0で制止、金メダルを獲得しています。見た目で男性か女性かを判断することは無意味かもしれませんが、XY染色体は、男性性であるというのは、古い科学であり、性別は単純な二間化ではないというLGBTqプラスを推進するディープステートの科学が押し付けられる時代の幕開けでした。

イマネ・ケリフ選手は決勝戦で勝利した後、監督に肩車されました。日本の女子レスリング会で霊長類最強女子の異名を持った吉田沙選手が監督から肩車される姿を見ていた日本人には、違和感がなかったかもしれません。

ところが、アルジェリアの人々にとっては違っていました。男性が公の場で女性を肩車し、生太ももを素で 触ってることは普通ではないと考えられる様です。


マクロンの嗜好

2年前、Xの動画でも隠されていますが、マクロン大統領とイマネ・ケリフ選手が話をしている様子において、「マクロンの輝くような視線と魅惑的なジェスチャーが、全てを説明している」と皮肉を書き込む人もいます。

マクロン大統領は、このボクサーの大ファンのようです。そして次の様に述べています。「パリオリンピックで決勝に進出したら特別に応援に行きます」と。

これは、セクシュアルマイノリティの存在を社会に広め、性と生の多様性を祝福するイベントが社会を乗っ取り、過度な性的表現を称賛するオリンピックが、マクロンの町で開催されるのは偶然ではないのです。2024年のパリオリンピックは、マクロンの隠された彼が考えている内面生活と好みを公に投影したものなのでした。


参考文献:ユーチューブ、パリ五輪2024年オリンピックがフランスで開催された裏理由

URL<https://www.youtube.com/watch?v=Ry52T1weBys&t=3s>アクセス日:2024年8月30日


まとめ

キリスト教徒にとって神聖な最後の晩餐の情景が、多様性という大義と舞台芸術という名のもで攻撃的であり冒涜的な演技に作り上げられていた。

男性と女性すなわちXY染色体とXX染色体という生物学的な2区分に対する新たな解釈がパリオリンピックを境に本格的に導入された。

セクシュアルマイノリティの存在を社会に広め、性と生の多様性を祝福するイベントが社会を乗っ取り、過度な性的表現を称賛する時代を作ってしまった。


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