この記事の概要
スナイパーはビルの屋上に二人いたと考えられます。7階建の丸く出っぱった部分(40メートル)から一人のスナイパーが狙うとちょうど安倍元総理の右の首から入って心臓に行く弾道になります。スナイパーは二人いて同時に撃ったのです。もう一人の離れたところにいたスナイパーは、90メートルぐらいの射撃になり、右前方の首に入った銃弾が、左の鎖骨動脈を破って、左上腕に抜けたと仮説ができます。
銃創の説明に疑問
奈良県大和西大寺駅北口の安倍元総理が銃撃された現場を仮想空間の中に再現されたユーチューブを参考に検証を考察してみました。非常に具体的な内容なので驚いています。参考文献のURLを是非ご覧ください。
銃撃した場所の山上容疑者が立っている位置から見えるのは立体駐車場です。そこには銃創があると言われています。銃撃した場所からちょうど25メートルぐらいです。
この位置から撃ったのでは、奈良医大救命救急センターの福島教授の銃創の説明とは合致しません。安倍元総理は一発目の銃撃の音が聞こえた時には、撃たれていませんでした。一発目の煙が出てから、二発目までに約3秒ほど間隔がありました。
サンワ・シティービルの方角をを向いて安倍元総理は、演説していたところを体を半身に捻って、首は銃声が聞こえた方向すなわち、山上容疑者の方を向くのです。
銃声が聞こえた方角を向いた瞬間に、右側のワイシャツの襟が揺れて開きます。ワイシャツのボタンが取れたのかもしれません。その衝撃で体の正中線から、ちょっと右寄りに5cm離れたところに「二つ5ミリぐらいの銃創があった」と言うのです。
そこから銃弾が入ったと思われます。銃弾は体に入る時は小さな穴ですが、抜ける時はものすごく大きな穴を開けます。安倍元総理は音が聞こえた方角を向いています。右側の首から弾丸が入ったとしか考えられません。一発は心臓に到達していました。
大血管を破って心臓に達した
もう一発は鎖骨下動脈を破って左上腕に抜けたのか止まったかです。山上容疑者がショットガンを撃ちました。もしこれがパチンコ玉の小さな散弾銃が、奈良県警の司法解剖のように左上腕から入って、心臓に入ったとしたら、ここは大出血です。
肩でも上腕でも腕がもげるぐらいの衝撃です。血まみれになるのは当たり前です。手作りのショット・ガンで、安倍元総理の前方に止まっていた選挙カーの屋根に設置した看板を貫通している様な穴が数箇所あるくらいの散弾が左上腕から入ったとしたなら、この部分は壊れます。
安倍元総理は血みどろになるはずです。銃弾で倒れた安倍元総理の写真は、ほとんど出血がありません。首の辺りのシャツが血で汚れている程度です。
血が流れた汚れ方ではなく、少し血がついたくらいです。医師の方にとってはこれはおかしいなと思う様です。そこで仮説が立てられます。体内出血したのは事実です。心臓が壊れたのですから。
心臓の右鎖骨下動脈と左鎖骨下動脈も壊れていました。上行大動脈も壊れていたと言われています。「弾丸が心臓に至っていた」と言うのです。
出血があまりに少ないので、クライシスアクターによる演出だという人がいますが、それは違います。弾丸は肺を通過しています。大量出血は、体内の肺の部分に集まり外には出なかったらしいのです。病院に運ばれても手の施しがなかった様です。
一発の弾丸は右首全方から入って、右の鎖骨下動脈を破って大動脈を破りながら心臓に至っています。その一発から5センチ離れたもう一発の弾丸の経路は、(銃弾がビデオに写っているとのことです)30度ぐらいの角度です。それは左の鎖骨下動脈を破って、左上腕に抜けたと考える方が銃創としては自然だそうです。
参考URL<https://www.youtube.com/watch?v=JziTUlsze7w>アクセス日:2022年7月25日、再生速度を0.25秒に遅くしてよくよく見ると一瞬、二発の銃弾らしいものが映り込んでいます。しかしながら、ゴミだという話もあります。弾丸は速すぎるため、通常のスマホでは映り込まないとも言われています。
鉄砲の弾が体に入る時は小さな穴を開けます。抜ける時は大きな穴を開けて大量出血します。
この弾丸はどこから撃ったのか
サンワ・シティービルは7階建てで、最高位34.1メートルの高さです。丸く出っぱった部分から狙うとちょうど安倍元総理の右の首から入って心臓に行く弾道になります。
右の前方の首のところから入って、心臓に至る経路になるのです。右首から入って心臓に至るのためには、サンワ・シティービルの丸く出っぱったところから撃たなければなりません。
ビデオに写っている(30分の1秒後に弾丸が写っているとのこと)30度ぐらで入った銃創は、着弾してからちょうど30度から40度行かないくらいの角度です。その銃創は、サンワ・シティービル屋上の丸く出っぱった部分から離れた位置だと考えられます。安倍元総理の位置から90メートルあたりではと考察されています。
スナイパーは二人いて同時に撃ったのです。離れたところにいたスナイパーは、90メートルぐらいの射撃になります。首に入った銃弾が、右前方の首から入って左の鎖骨動脈を破って、左上腕に抜けたと考えられます。しかしながら、説明では、その銃創が山上容疑者が撃ったものだと言われています。
スナイパーは屋上に二人いたと思われます。南都銀行ビルの屋上や、りそなビルの非常階段や屋上からも考えられます。南都銀行からでは首の後方から当たります。そのためその位置からは撃っていないのです。安倍元総理が振り向いていますので、右前方頸部には当たりません。
となるとサンワ・シティービルの丸く出っぱった所とそこから離れたところから撃ったことになります。
弾丸が体内に見つからなかった
アサルトライフルと言われる自動小銃、17口径ぐらいの小さなもので撃ったと思われています。どちらにしても、体内から弾が出てこなかったのです。
アサルトライフル(英: Assault rifle)は、実用的な全自動射撃能力を持つ自動小銃のことである。日本語では突撃銃と訳される。
『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』2022年7月8日 (金) 12:18 での最新版を取得。
弾が体内から出てこないのはおかしい話です。ロックソルト弾といった岩塩で作った散弾銃のものはあるのですが、ライフルのものは市販されていません。(塩は比重で鉛の1/5以下で、少し離れたら空気抵抗によって急激にエネルギーが失われ、当たっても痛くも痒くもない)
撃った位置の一つは、約40メートルです。もう一つの位置は90メートルです。のライフルを使用する狙撃手にとっては非常に短い簡単な距離だと言われています。
ロックソルトの様な削り出した岩塩のようなものは、比重の低い軽いものです。この弾丸では、正確なショットができる可能性は非常に低い様です。
水銀を液体窒素で凍らして、ライフルの弾に削り出したものならば、体内に入ってすぐに溶けます。心臓マッサージをしたら溶けて流れて分からなくなってしまいます。それでも推理小説の域にある様です。
やはり「弾丸はどこへ行ったのか」という疑問は、残ってしまいます。
URL<https://www.youtube.com/watch?v=oXq37vBorts>アクセス日:2022年7月24日
まとめ
2箇所の銃創は二人のスナイパーが同時に発射している。一発は心臓に、もう一発は左上腕部を抜けていた。しかし、体内に入った弾は見つかっていない。