アーミッシュは自給自足と健康が幸せの源

アーミッシュは自給自足と健康が幸せの源

この記事の概要

アーミッシュは自給自足と健康が幸せの源であることを証明しています。人間の本質は衣食住です。聖書に従い、自分たちの先祖からの言い伝えに従って生活しています。助け合って家を建てます。誰かの家が古くなったら輪番で家を支えていくのです。アメリカの文明は間違っています。やがてアメリカは崩壊して行くでしょう。


アーミッシュ

アーミッシュは、聖書を持っていて、その聖書に親しんでいます。そして聖書に従い、自分たちの先祖からの言い伝えに従って生活しています。
アーミッシュは、アメリカ合衆国のペンシルベニア州や中西部、カナダのオンタリオ州などに居住するドイツ系移民の宗教集団である。 移民当時の生活様式を保持し、農耕や牧畜によって自給自足生活をしていることで知られる。原郷はスイス、アルザス、シュワーベンなど。人口は20万人以上いるとされている。
16世紀のオランダ、スイスのアナバプティスト(再洗礼派)の流れをくむプロテスタントの一派のメノナイトから、1639年に分裂した一派。
ヤコブ・アマンJacob Ammanを指導者として始まったためアーミッシュとよばれている。 イエスやアマンの時代の生活を実践しようとする復古主義。
ウキペディア:最終更新 2021年10月12日 (火) 23:31
アメリカ、ペンシルベニア州の真ん中にランカスターという町があります。その町は近代的で大きな町ですが、その周りには、アーミッシュの方々がおよそ15万人が昔のままの状態で住んでいます。
信じられないでしょうが、一切文明を受け付けません。車に乗りません。文明に興味がないのです。電気は使えません。テレビは今なお見えません。
そのような文明を拒否した人々がいるのです。今までアメリカ人はアーミッシュの人たちを、「あいつらバカなのか。アメリカの恥さらしだ!」と言っていました。
「刑事ジョン・ブック 目撃者」という映画が1985年に公開されました。ハリソン・フォードが映画の主役です。この映画は、アーミッシュを取り上げた初めての映画でした。

アーミッシュのルーツ

アーミッシュの世界と我らの世俗の世界との葛藤です。300年ぐらい前(17世紀末から18世紀にかけて)にイエスの時代の生活様式を実践する生活スタイルと信仰を持ってアメリカ大陸に渡って来ました。大西洋を渡る前はヨーロッパに住んでいました。
もともとはドイツ人です。そして彼らは、スイスにも行きました。ヨーロッパで酷い迫害を受けたのです。400年、500年前に迫害で、どんどん殺され、その中で生き残った人々が300年前にアメリカに渡ったのです。彼らがアーミッシュです。
彼らがしゃべっている言葉はペンシルベニアダッチです。つまりドイツ語のようですが、ドイツ語でもありません。ドイツ語のある地方の方言です。そのため、アメリカ人が聞いたら分かりません。
彼らが使っている言語は、彼らにとってプラスです。なぜならば、彼ら同士で意思疎通ができ、他のアメリカ人には理解できません。しかしながら、アーミッシュも、もちろん英語を話します。
ペンシルベニアでは、しっかりしたドイツ語を彼ら同士で話します。そして彼らにとって、学校教育は必要ないのです。日本でいうところの小学校と中学校の義務教育で十分だからです。そのため、事業で成功しようとは思っていません。

人間の本質

人間の本質は衣食住です。昔は日本もそうでした。自分たちで布を織っていました。食は一切添加物を扱いません。加工肉に発癌性があることが分かりました。WHOの保健機関が、加工肉に発癌性があると述べたのです。ハムやソーセージなどです。
アメリカの文明は世界の中で特に進んでいると思われていました。科学は、世界の中でも飛び抜けています。こんな時です。アーミッシュは昔ながらの生活様式でした。農薬は使わないです。それが、現在は、笑い物にされたアーミッシュが正しかったのです。
映画「刑事ジョン・ブック」が一つの起爆剤になりました。今、ランカスターには、多くのアメリカ人が訪れます。自分たちの健康であった時代の先祖の生活を見るためです。
ランカスターの街を一頭立ての馬車で、アーミッシュがパッカパッカ移動しています。アーミッシュは、電気などの文明を一切否定しています。戦争もしません。聖書が全てなのです。家族の中で彼らは信仰を保っています。牧師制度はとんでもないのです。それを拒否しています。
まったく良い意味の個人主義で生きています。アーミッシュの人たちが助け合って家を建てます。誰かの家が古くなったら輪番で家を支えていくのです。これをずっと続けています。
服装を見たらワイシャツを着て、吊りズボンです。帽子をかぶっています。アーミッシュハットです。馬が最高の動力です。最高の移動手段です。非常に大事です。健全な食べ物を食べて、昔からの服装で生きています。
彼らの生活は、聖書がベースです。よく聖書を知っています。それで「人間は十分だ」と思っています。もうこれで幸せなのです。川で魚を獲ったりします。その川は、綺麗です。農薬は流れません。空は青く鳥の囀りが鳴り響きます。そして自分たちで農業をします。自給自足です。

真の共同体

皆で助け合って農業の収穫の時期を迎えます。上下関係はありません。自分たちが食べるものを自分たちで作ります。自分たちの飲み物を自分たちで作ります。みかんやりんごを栽培してジュースを作ります。
要するに、昔の日本と同じです。江戸時代以前のような生活をアメリカ・ペンシルベニアで続けられているのです。アメリカでは、みんなから笑われ続けました。
アーミッシュは今も変わりません。彼らは、バカにされ差別されていますが、「自分たちは幸せだ」と言っています。アメリカの文明は間違っています。やがてアメリカはじわじわとやがて崩壊して行くと述べていました。
しかしながら、彼らは自分の信念で生きています。アメリカ人は、アーミッシュを見に行くようになりました。自分たちの先祖が幸せだった頃の生きた博物館を覗き見るようにして訪れています。
これが本来のアメリカです。この幸せがあるドラマで表現されました長いドラマでした。それはアメリカの「大草原の小さな家」です。このドラマこそが、アメリカの幸せです。
ニューヨークのビルを見上げて、危険な地下街を歩いて、流れているメチャクチャな音楽を聞いて、人種差別に遭遇して、物凄いお金持ちが贅沢三昧しているのを知って、非常に驚くほどの貧しい人たちを見たら、いつ暴動が起きてもわからない街だと思うのです。アメリカが優れてるのは武器だけです。

参考文献:ユーチューブ、宇野正美 300年間変わらないアーミッシュの人達という話

<https://www.youtube.com/watch?v=wZxqwFYKhjw>アクセス日:2021年10月21日


まとめ

宗教は家庭単位で行い組織には加わらない。共同体生活で助け合う。自給自足でマネー主義に陥らない。お金の奴隷にならずお金に殺されるようなことがなくなる。これこそが現代の不安から抜け出す道だ。


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