重力増大により巨大恐竜が絶滅した

重力増大により巨大恐竜が絶滅した


この記事の要約

重力増大により巨大恐竜が絶滅したと考えられています。原因は巨大隕石が地球に衝突して、自転は遅くなったと推測されているのです。遅くなって遠心力が相対的に小さくなり、結果的に重力が増大しました。そのため巨大生物は体を支えられなくなり絶滅したのです。


恐竜の大きさ

恐竜はなぜ、大きさの割りに重力に負けず走り回っていたのでしょうか。キセノサウルスの仲間で発見されたものは体長が40メートル、これと同じ年に発見されたドレッドノータスは、40メートル級、70トンから100トンあると言われています。高さにするとビルの7階建ての大きさです。

アフリカ象が14頭が縦に固まっている状態です。こんなに大きくて重いものが歩けたのでしょうか。これ程大きい生き物が動いていたことが重力増大の謎なのです。

19世紀に発見された化石でアンフィコエリアスは雷龍なのですが、これは体長60メートルあります。40メートルで7階建てのビルですからそれ以上になります。40メートルはウルトラマンの大きさです。

ニューヨークにある自由の女神は36メートルです。体長60メートルの場合推定体重、150トンから300トンです。アフリカ象30頭分の大きさです。最近は巨大恐竜の化石がどんどん発見されています。


空飛ぶ爬虫類、翼竜

恐竜だけではなく、恐竜が生きていた1億年前に、恐竜とは分類が違いますが、空飛ぶ爬虫類、翼竜のテラノドンも大きかったのです。ハツェゴプテリクスはルーマニアで発見された巨大な翼竜です。

カラスが翼を畳んだ状態で、キリンと同じ大きさだったのです。翼を広げると12メートルです。バレーボールのネットが二つある状態です。昔の翼竜は羽ばたけないだろうと言われていました。

崖の上までひょこひょこ登って、グライダーのように滑空するのだろうと思われていました。12メートルもあると、ちょっとしたセスナ機です。セスナ機が離陸するときのスピードは物凄いものです。跳び立つためには、ただ走っているだけではダメで離陸しなければなりません。

12メートルの翼をかかえてキリンが猛烈に速く走れるのでしょうか。その当時は虫も大きかったようです。

ムカデは3メートルありました。20センチメートルでどきっとするほどの大きさですが、3メートルもあったら人は襲われます。トンボは80センチメートルありました。1匹、2匹ではないですから、80センチのが飛んできたら怖いですね。

その当時の哺乳類は、ネズミ程度のものだったと言われていますので人間はいなかったのでしょう。大きい動物の動きはゆっくりしています。


恐竜の筋肉量

恐竜はどのくらいの速さで歩いていたのか計算してみると、時速20キロから30キロです。人間が走る速さの中で、マラソンは2時間で走るランナーは時速21キロになります。有名なテラノザウルスは、体長12メートル、体重6トン、で時速20キロメートルぐらいのスピードで走ったようです。

復元したときの筋肉の量が合わないようです。数学的に言うと、大きさが2倍になりました。体積は8倍になります。2倍かける2倍かける2倍です。

筋力は筋肉の断面積に比例するわけです。身長が2倍になると、筋力は4倍とすると体重は8倍なのです。体重は8倍なのに、筋肉は4倍にしか追いつかないのです。

同じ筋肉量では足りません。日本の恐竜学者の人がどのように説明するかと言うと、恐竜の子孫は鳥だと言われています。

動けた理由としては、その当時の恐竜の骨がスカスカで軽量だったのだと言うのです。しかしながら、スカスカの骨で、60トンの体を支えられたのでしょうか。一回の鼓動で20メートル先まで血液を送り出すのです。心臓の筋肉も物凄いはずです。

なぜ恐竜が大きくなったかと言うとこれは謎です。アカデミズムや教科書では答えがありません。わかりませんが恐竜は存在していたのです。何故ならば、化石があるのですから。

問題は、今いないことです。海の生物は大きいのが生息していますが地上の動物では、20メートルを超える生物は見当たりません。陸上でゴジラは存在し得るのかも疑問ですね。


隕石の激突

最近は、巨大隕石が地球に激突して、地球環境が一時的に激変し、恐竜は滅んだと言われています。

6500万年前の出来事です。隕石の大きさは、ちょうど山手線を丸く描いたっとき、直系の丸い大きさほどの隕石が落ちてきたのです。

ユカタン半島に落ちたと言うのはほぼ真実のようです。激突したことにより粉塵が舞い上がり太陽光を塞いで、一気に寒冷化が進みました。それが原因で、恐竜が滅んだというのが定説になっています。

ただし6500万年前の出来事ですから、激変があってから百年も経てば元に戻ったであろうと推測されますが、元に戻らなかったのです。長い目で見れば地球環境というのはほとんど変わらないのです。

恐竜が生きていた時代も今も変わらないのです。斉一論(せいいつろん)と言いますが、基本的に、地球環境が変わらないという前提です。

とすると隕石が激突した時に何かが変わってしまったのです。その変化とは、重力ではないかと推測しているのです。

恐竜が生きていた時代の重力は今よりも小さかったという推論です。重力が小さければ、体が重くないので大きくなれるのです。変化とは重力が大きくなることで、大きな恐竜は絶滅したと考えられます。


巨大隕石が衝突し重力増大

巨大な隕石が衝突した時、瞬時に重力が大きくなったのでしょうか。重力とは基本的に万有引力です。

物質には必ず引き合う力があります。引力が働きます。ところが地球が回転していると、遠心力が働きます。バケツを回すとバケツが上に来ても水がこぼれ落ちません。回転していると、万有引力から遠心力を引いたものが重力になります。

回転している半径が大きい赤道付近において今は、1日24時間ですが、時点の回転が速くなると半分になり、12時間です。そのぐらいのスピードで回転していると、重力は小さくなってくるわけです。

北極南極は遠心力が差し引きされないわけです。ある意味万有引力がそのままです。両極の方は重力が大きいく、赤道付近は小さいのです。

当時の地球は、赤道付近の恐竜は大きかったのです。南極大陸にいた恐竜は小さかったようです。となると、地球の自転が遅くなったのではないだろうかということです。隕石の衝突によって自転は遅くなったと考えられます。遅くなて遠心力が相対的に小さくなって、結果的に重力が増大したのです。


まとめ

恐竜は大きさの割りに重力に負けず走り回っていた

筋力は筋肉の断面積に比例する

恐竜が生きていた時代の重力は今よりも小さく重力が小さければ、体が重くないので大きくなれる

隕石の衝突によって自転は遅くなり遠心力が相対的に小さくなって、結果的に重力が増大した


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